ファッションブランドのバレンシアガ(Balenciaga)が、ツイッターの1つの投稿を残し、全てのソーシャルメディアの投稿を削除した。(フロントロウ編集部)

バレンシアガが投稿削除、一体何が

 アレキサンダー・ワンから、当時の新進気鋭ブランドであるヴェトモン(Vetements)を率いていたデムナ・ヴァザリアにアーティスティック・デレクターが変わって以来、話題になるアイテムが続々と登場しているファッションブランドのバレシアガ(Balenciaga)。

画像: バレンシアガが投稿削除、一体何が

 6月には2022年スプリングコレクションにて、グッチとのコラボプロジェクトである「The Hacking Project」を発表したバレンシアガだが、ツイッターに残っている「1つの投稿」を除いて、フェイスブックやインスタグラムなどすべてのソーシャルメディアの投稿を削除した。

 バレンシアガがなぜ1つの投稿を除いて全ての投稿を削除したのか、理由はわかっていないものの、ある1つの説が浮上している。

 それはデムナによるバレンシアガのオートクチュールの復活。バレンシアガは元々2020年にオートクチュールを発表することを告知していたが、新型コロナウイルスの感染拡大によりファッションショーがオンラインの開催となったため、2021年に延期することを発表。

 バレンシアガがオートクチュールを発表するのは、約53年ぶりのこと。そのため、その発表に合わせて1度ソーシャルメディアの投稿をクリアにしたという説が浮上している。というのも、バレンシアガが唯一投稿を削除しなかったのが、オートクチュールの告知だったから。

 ご存知の方も多いが、ソーシャルメディアの投稿を全削除するというのは、テイラー・スウィフトをはじめ、ゼイン・マリク、ケンドリック・ラマー、そしてブレイク・ライブリーなどが過去に行なってきたプロモーション方法。

 人気セレブがインスタグラムの投稿を削除すれば、世間の注目が集まるのは必然で、メディアでも取り上げられることから、アルバムや映画の発表をストレートに宣伝する時とは比較にならないほど大きな話題性が作れる。そのため、ここ数年、大事な発表を行なう前にソーシャルメディアの投稿を全て削除するという手法を取るセレブが増えている。

 バレンシアガの約53年ぶりとなる50回目のオートクチュールコレクションは、パリ時間7月7日11時30分から開催される。(フロントロウ編集部)

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