ザ・キッド・ラロイ & ジャスティン・ビーバー「Stay」
ジャスティンが今年3月にリリースした最新アルバム『ジャスティス』に収録されている「UNSTABLE」以来となる、ザ・キッド・ラロイとジャスティンのコラボが実現。17歳のザ・キッド・ラロイは、シングル「WITHOUT YOU」にマイリー・サイラスを迎えて今年4月にリリースしたリミックスが米Billboardの全米シングルチャートで最高8位にランクインするなど、最も将来を期待されている若手アーティストの1人となっている。
ポスト・マローン「Motley Crew」
ポストが、2019年にリリースしたサードアルバム『ハリウッズ・ブリーディング』以来となるオリジナルソング「Motley Crew」をリリース。この曲は、近日公開予定であるドキュメンタリーに付随するプロジェクトからのリードトラックとなっていて、ミュージックビデオには、楽曲のタイトルにもなっているモトリー・クルーのドラマーであるトミー・リーや、ビッグ・ショーン、フレンチ・モンタナ、タイガ、タイ・ダラー・サイン、セイント・ジョン、カーウィン・フロスト、タイラー・ヤウェーら豪華なゲストが出演している。
ビリー・アイリッシュ「NDA」
7月30日にリリースされるビリーのセカンドアルバム『Happier Than Ever(ハピアー・ザン・エヴァー)』より、新曲「NDA」がリリース。NDAとは、「Non-Disclosure Agreement(秘密保持契約)」の略語で、自分が持つ秘密の情報を提供する際に、外部に漏らしたり不正に利用されたりすることを防止するために結ぶ契約のこと。
ビリーはこの楽曲で、若くして音楽界の大スターとなった彼女が実体験した、栄光の裏に潜む恐怖と葛藤を歌っており、その緊迫感は自らが監督したミュージック・ビデオでも表現されている。
オーロラ「Cure For Me」
今年9月に開催されるスーパーソニックでの来日が決定しているオーロラが、およそ1年ぶりとなる新曲「Cure For Me」をリリース。自分の個性や信条を否定する世界の声をシャットアウトさせることを歌う「Cure For Me」は、オーロラらしい、柔和でありながらも力強さを感じさせるヴォーカルと、これまでとは一線を画すアップビートなサウンドが特徴的な楽曲となっている。
ジェニファー・ロペス & ラウ・アレハンドロ「Cambia el Paso」
ジェニファー・ロペスが、プエルトリコ出身の27歳のラテンアーティストであるラウ・アレハンドロとコラボ。セレーナ・ゴメスが今年3月にリリースしたスペイン語でのプロジェクトとなるEP『Revelación(リヴェラシオン)』にも参加しているラウは、今年5月にリリースしたシングル「Tod De Ti」がSpotifyグローバル・チャートで3週連続に渡って2位を記録するなど、大ヒットに。
今回のコラボレーション楽曲「Cambia El Paso(カンビア・エル・パソ)」(和訳:ステップを変えて)の歌詞内容は、美しく、自立した女性へのラヴ・ソングで、ジェニファーは「この楽曲は、新しいステップへ恐れることなく、変化を受け入れることを歌っているの。ステップを踏む様に前進し、あなたが必要としていることをする。そして、あなたの人生の中で、何か間違っていると感じることがあれば、とにかく動くこと。動くことは踊ることにつながるの。踊ることは人生であり、また喜びと幸せの象徴だから」と語っている。
今週のプレイリスト
今週は他に、スパイス・ガールズがデビューシングル「Wannabe」のリリース25周年を記念したEP『Wannabe 25(ワナビー 25)』より未発表曲「Feed Your Love」、ローレン・グレイの新曲「Piece of Work」、インヘイラーがリリースしたデビューアルバム『イット・ウォント・オールウェイズ・ビー・ライク・ディス』より「In My Sleep」、スコットランド出身のシンガーソングライターであるニーナ・ネスビットの新曲「Summer Fling」、クレア・ロージンクランツの新曲「Hotel」をピックアップした。
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7月にピックアップした楽曲をまとめているプレイリストはこちら。
(フロントロウ編集部)