カンヌで大活躍した人気コスメブランド
毎年フランス・カンヌで行なわれるカンヌ国際映画祭。2020年は新型コロナウイルスの影響によって残念ながら中止となったが、2021年は欧米でワクチン接種が進んでいることもあり、第74カンヌ国際映画祭が無事に開催されることに。
約1年ぶりのカンヌ国際映画祭の開催ということもあり、会場には大勢のセレブが集結。それぞれ美しいドレスに身を包み、レッドカーペットに華を添えた。なかでも注目を集めたのは、陽光きらめく地中海リゾートにふさわしい、ナチュラルで透け感のある「ツヤ肌メイク」。その美しいメイクに、実際にどんなコスメを使っているのか気になっている人もいるのでは?
そんな今回のカンヌ国際映画祭で、多くのセレブが使用したとされるのは、英国発のコスメブランド「シャーロット・ティルブリー(Charlotte Tilbury)」。
2013年に超一流メイクアップアーティストのシャーロット・ティルブリーが立ち上げたブランドで、これまでに多くのビューティアワードを受賞。ほかのメイクアップ・アーティストも愛用するほど高い評価を得ている。
キャンディスやアダムなども使用
実際に、トップモデルのキャンディス・スワンポールも、カンヌの舞台でシャーロット・ティルブリーのコスメを愛用。彼女を担当したメイクアップアーティストのヴィンセント・オケンドは、インスタグラムの投稿で、当日のメイクについて以下のように語っている。
「はじめに、キャンディスの素肌をみずみずしく整えるために、シャーロット・ティルブリーのマジック クリーム(保湿剤)とマジック セラム(美容液)を組み合わせて使っているんだ。また、彼女のドレスはとても魅力的なヌードカラーだったから、ベースメイクも同じようになめらかに仕上がるエアブラシ フローレス ファンデーションを濡れたビューティーブレンダーで塗っている」と説明。
続けて、ヴィンセントは「それから頬には、チークトゥシック(チーク)のエクスタシーをのせて、フェイスラインと頬骨にフィルムスター(ブロンザー&ハイライト)をさっと塗って、やわらかな印象に。目元は、ピロートークのアイシャドウパレットで軽く強調し、最後にメイクの主役である“ベージュリップ”の要となる、コラーゲン リップ バス(リップグロス)とペネロペピンク(リップ)を組み合わせたら完成」と当日のメイク方法を明かした。
またヴィンセントは、俳優のマギー・ギレンホールのメイクも手がけており、彼女のメイクにはシャーロット・ティルブリーのアイズ トゥ メズモライズ シャンパン(クリームアイシャドウ)とウォーク オブ ノーシェイム(アイシャドウパレット)を使用したと発言。
ほかにも、俳優のアダム・ドライバーを担当したメイクアップアーティストのエイミー・コモロフスキーもシャーロット・ティルブリーのアイテムを使用。
こちらはスキンケア製品が中心のようで、インスタント マジック フェイシャル ドライ シートマスク(パック)、スーパー ラディアンス リサーフェシングフェイシャル(角質ケア)、マジック クリーム(保湿剤)、マジック セラム(美容液)を使い、カンヌに向けて肌のコンディションを万全に整えたとインスタグラムで明かしている。
トップセレブたちが愛用する人気コスメブランド「シャーロット・ティルブリー」。日本からは大手コスメ通販サイトのビューティーリッシュ(Beautylish)やカルトビューティー(Cult Beauty)などで購入できるので気になる人は要チェック。(フロントロウ編集部)