ブレイク・ライブリーが無断で子供の写真を撮影したパパラッチを批判
ドラマ『ゴシップガール』などの出演作で知られる俳優のブレイク・ライブリーが、夫で同じく俳優のライアン・レイノルズとのあいだにもうけた3人の子供たちの写真を無断で撮影したパパラッチと、その写真を掲載したメディアを批判した。
以下、写真を掲載した豪Daily Mailのインスタグラムアカウントにブレイクが残したコメント。
「あなたたちはこれらの画像を編集して、私が楽しそうに手を振っているように見せた。でも、それは偽りでしかない。真実はこう。私の子どもたちは、1日中、男たちにつきまとわれた。彼らはいきなり出てきたと思ったら、すぐにどこかに隠れた。 その光景を見て動揺した一般の人が、彼らに声をかけたほどだった。私はいたって冷静に、あなたたちがこの写真を撮るために雇ったカメラマンに声をかけようとしたけど、彼らは逃げてしまった。そして、別の道にまた現れた。あなたたちは、子供たちをストーカーして撮った写真を買う前にそれが一体どういう状況で撮られたのかちゃんと確認してる?あなたたちのモラルはどこにあるの?私はそれを知りたい。それとも、子供たちの安全はどうでもいいと思ってるの?子供たちを放っておいてくれるならという条件で、声をかけて反応してくれたカメラマンには、私ひとりが笑顔で手を振る写真を撮らせることに同意した。だって、怖かったから」
子供を連れて外出した際、複数のパパラッチにつけ回され、非常に怖い思いをしたというブレイクは、子供たちを守るために、パパラッチと交渉して、カメラに向かって自分ひとりが笑顔を見せる写真を撮らせてあげたという。しかし、その後、公開された記事には子供たちの写真がモザイクなしで掲載されたうえに、ブレイクがそれを了承したかのような編集がなされた。インスタグラムの投稿はブレイク本人からクレームが寄せられたこともあって削除されたが、問題の記事は現在も公開されたままとなっている。
ちなみに、一連の出来事をシェアしたComment By Celebsのインスタグラムに、ブレイクはこのようなメッセージも残している。
「シェアしてくれてありがとう。みんなができる最も簡単なことは、子供の写真を公開しているメディアやアカウントをフォローするのをやめたり、ブロックしたりすること。見かけたら、遠慮なく違反報告しちゃって。それか、フォローしない理由を相手に直接DMで送るのもいいと思う。でも、これが通用するのは相手がモラルのあるメディアだった場合だけ。私はほとんどがそうだと思ってるけど。すべてのメディアは(ユーザーが求めている)サービスを提供することに力を入れている。だから、ユーザーが望んでいないこと、例えば男性が子供をストーカーしたり、脅したりして写真を撮るのを求めていないことを明確にすれば、メディアはユーザーの意向に沿うはず。(許可なく子供の顔写真を掲載するのを)多くのメディアがやめたのは、単純に世間からそういった声があったから。このような変化をもたらしてくれたみんなには感謝してる。それから、(自分の声を)共有してくれてありがとう。あれは本当に恐ろしい出来事だった」
子供の写真をめぐっては、つい最近も、ブレイクの友人でモデルのジジ・ハディッドが、自身のインスタグラムを通じてメディアやファンに“子供の写真を撮らないでほしい”とお願いする出来事があったばかり。ジジもブレイクの件に反応しており、ブレイクのコメントに「ブラボー」というメッセージを添えてインスタグラムのストーリーにアップしている。(フロントロウ編集部)