リブート版が製作される『プリティ・リトル・ライアーズ』
2010年から2017年にかけて放送され、ルーシー・ヘイルやアシュレイ・ベンソンらスターを輩出するなど、ここ日本でも人気を集めたドラマ『プリティ・リトル・ライアーズ』。昨年、米HBO Maxで『プリティ・リトル・ライアーズ:オリジナル・シン(原題)』と題されたリブート版が製作されることが発表されて、米CWの青春サスペンスドラマ『リバーデイル』やNetflixオリジナルシリーズ『サブリナ:ダーク・アドベンチャー』で知られるロベルト・アギーレ・サカサらがクリエイターを務めることが明らかになっている。
New town. New secrets. New Little Liars. A new generation of Pretty Little Liars is coming to @hbomax. @PLLTVSeries — PRETTY LITTLE LIARS: ORIGINAL SIN —from @WriterRAS, Lindsay Calhoon Bring, Alloy Entertainment & @warnerbrostv #PLL pic.twitter.com/tUIyZ62aDn
— Pretty Little Liars (@PLLTVSeries) September 24, 2020
リブート版については既に、ディズニー・チャンネルのテレビ映画『ゾンビーズ2』で知られるチャンドラー・キニー(20)と、ニコロデオン・ラテン・アメリカのドラマ『Kally's Mashup(原題)』で知られるマイア・リフィコ(Maia Reficco)(21)の出演が発表されていた。2人が演じるキャラクターについては、チャンドラーが監督志望のホラー映画マニアだというタビーを、マイアは、矯正施設で夏を過ごした後で人生を取り戻そうと奮闘する、皮肉屋な陸上競技のスター選手ノアを演じると説明されている。
今回、既に発表されていたチャンドラーとマイアに続き、主演を務める俳優が明らかになり、2007年公開の映画『テラビシアにかける橋』などで子役時代から活躍してきた俳優のベイリー・マディソン(21)が主演を務めることが発表された。米Deadlineによれば、ベイリーが演じる主人公イモージェンは、「真のサバイバー」と説明されている。
『プリティ・リトル・ライアーズ:オリジナル・シン』はどんなストーリー?
『プリティ・リトル・ライアーズ』からはこれまでに、2013年に放送された『レイヴンズウッド(Ravenswood)』と、2019年に放送された『プリティ・リトル・ライアーズ:ザ・パーフェクショニスツ』の2つのスピンオフ作品が放送されたが、リブート版となる『プリティ・リトル・ライアーズ:オリジナル・シン』では、ブルーカラーの町ミルウッドを舞台に、新たなキャラクターたちによる新たなストーリーが描かれる。
米HBO Maxはリブート版の製作を発表した際にあらすじについて次のように説明している。「20年前、一連の悲劇がブルーカラーの町ミルウッドを襲い、街を壊滅状態にした。そして現在、異なる女の子のグループからなる新たなリトル・ライアーズたちが、見知らぬ襲撃者(Assailant)から攻撃を受けていることを知り、自分たちの両親が20年前に犯した秘密の罪や、自分たちの罪の代償を支払わされることになる」。オリジナル版では、"A"と名乗る人物に翻弄される様子が描かれていたが、今回、あらすじでは襲撃者を意味する"Assailant"という単語の頭文字"A"が大文字で強調されていることも注目を集めている。
リブート版の制作スケジュールや、配信日については現時点では発表されていない。(フロントロウ編集部)