新型コロナウイルスの変異株であるデルタ株がアメリカでも蔓延していることを受けて、シンガーのリゾがソーシャルディスタンスを取ることを改めてファンに呼びかけている。(フロントロウ編集部)

アメリカで新型コロナウイルスのデルタ株が蔓延

 2020年に世界を襲った新型コロナウイルスのパンデミックは未だ収束せず、東京では本日、1日の感染者数として過去最多となる3,177人の感染が確認されたことが明らかになったが、日本よりも早いペースでワクチンの接種が進み、ウイルスを抑え込みつつあると見られていたアメリカでも、変異株であるデルタ株を主な要因として再び感染拡大が懸念されている。

 アメリカでは最近になってデルタ株の感染が広がっており、米疾病対策予防センター(CDC)は米現地時間7月27日、アメリカにおける新規感染者の症例の80%以上を変異株であるデルタ株が占めているとのデータを発表。ワクチンの接種が完了した人はマスクをしなくても良いという現行の方針を転換して、感染拡大が深刻な地域では、ワクチンの接種が完了していても屋内ではマスクを着けるよう奨励した。

リゾがファンにメッセージ

 今回、デルタ株がアメリカでも蔓延していることを受け、シンガーのリゾがインスタグラムに動画を投稿。新型コロナウイルスの脅威はまだ終わっていないとして、改めてソーシャルディスタンスを取ることの重要性を訴えた。

画像: リゾがファンにメッセージ

 動画のなかで、リゾは「あなたが誰であろうと関係ない」と前置きした上で、たとえワクチンを接種済みだとしても、「もし私を見かけたら、6フィート(※)の距離を空けて」とフォロワーたちに呼びかけている。

※約1メートル80センチ。日本では、ソーシャルディスタンスとして2メートルの距離を取ることが推奨されている。

 リゾは最近になってソーシャルディスタンスを取ることへの意識が人々の間で薄れてきていると感じているといい、「あのCovidの脅威が戻ってきているんだよ。みんな、パーソナルスペースについて大雑把になっていると思う」と、一部の人たちの間で危機感が薄れつつあることに警鐘を鳴らしている。

 続けて、リゾは今回のお願いをしていることについて「『ああ、彼女はセレブだから、自分が1番だと思ってるんだ』とか思ってない? そういうイタいことを言ってるんじゃない」と、自分勝手なお願いをしているわけではなく、あくまで“健康で、家族や友人、同僚たちにとって安全な存在であり続けたい”のが理由だと説明した上で、次のように続けた。

 「そういうわけで、もし外で私のことを見つけて、私に駆け寄ってハグしたり、握手したり、頬にキスしたいと思っても、しないで。絶対にダメ」。

 リゾが投稿した動画はこちら。

(フロントロウ編集部)

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