『ハウス・オブ・グッチ』の予告が公開
グッチ一族の骨肉の争いを描いたサラ・ゲイ・フォーデンの著書『The House of Gucci: A Sensational Story of Murder, Madness, Glamour, and Greed』を元に、伝記的要素と暗殺事件のサスペンスを組み合わせた映画『ハウス・オブ・グッチ』。
ファッションブランドであるグッチ(Gucci)の創設者グッチオ・グッチの孫であり、グッチの会長を務めていたマウリツィオ・グッチを『マリッジ・ストーリー』のアダム・ドライバーが演じ、その妻でマウリツィオの殺害をヒットマンに依頼した罪で有罪判決を受けたパトリツィア・レジアニをレディー・ガガが演じる『ハウス・オブ・グッチ』は、3月からイタリアで撮影が開始され、5月にクランクアップ。
そして7月には、『ハウス・オブ・グッチ』のオフィシャルSNSのアカウントが出現。するとすぐに話題になり、その後、続々とポスターがお披露目され、予告編も公開された。
予告編には、マウリツィオとパトリツィアの結婚式をはじめ、パーティーシーンなど華やかなシーンと共に、それぞれの欲望が絡み合い泥沼劇を彷彿とさせるシーンが登場。グッチが実際に衣装を提供していることもあり、ファッション好きも楽しめる映画となっている。
予告編の公開は大きな話題になったが、その中で最も注目を集めたのは主演のガガやアダムではなく、ジャレッド・レト。マウリツィオ・グッチの従兄弟にあたるパブロ・グッチを演じているジャレットは、普段の姿とは一転、特殊メイクでふくよかになったこともあり別人。あまりにも役に入りすぎているため、ジャレッドの姿に衝撃を受ける人が続出した。
グッチ創設者一族の闇を描く『ハウス・オブ・グッチ』はアメリカで11月24日に公開される。(フロントロウ編集部)