ダイエット時に最適なスムージーをつくるコツ
不足しがちな野菜や果物が補えるスムージーは、ダイエットや健康に気をつけたいときの朝食の強い味方。最近では、コードレスのジューサーやハンドブレンダーなどスムージーを楽につくるための機械も充実しているため、今までよりも簡単につくれるようになってきている。
そんなスムージーで難しいのが、栄養バランスや材料選び。管理栄養士のレスリー・ランジュヴァン氏は、「痩せるために朝食をスムージーにするなら、ただカロリーを抑えようとするのではなく、痩せるのをサポートする色んな栄養素をバランスよく摂取することが大事だよ」と米Popsugarで話し、ダイエットに最適な理想のスムージーをつくるコツを明かした。
カロリーを低くしすぎるのはNG
ランジュヴァン氏によると、理想のスムージーを目指すにはカロリーは300~400kcalほどがベスト。高すぎると1食の理想の摂取カロリーを超えてしまうのはもちろんだけれど、低すぎることも筋肉量の低下や代謝の悪化を招いて痩せにくくなる恐れもあるため、結果的によくないのだそう。
また低カロリーにしすぎると、エネルギーが不足して十分にパフォーマンスを発揮できないことも多いため、とくに朝食として取り入れる場合は必ず300kcalは満たすべきだとランジュヴァン氏は説明。
どんな材料を選ぶべき?
スムージーをつくるときは、ヘルシーそうなものの中から自分の好きな材料を選ぶことが多いけれど、よりダイエットに適した理想のスムージーにするためには栄養素のバランスが重要。ランジュヴァン氏が勧める栄養素の量は、以下の通り。
食物繊維:5〜10g
脂肪:10~15g
タンパク質:13~20g
炭水化物:40~60g
ランジュヴァン氏は、「健康的な食物繊維と脂肪は、満腹の状態を長時間キープさせる働きがあるし、タンパク質は適度な筋肉をつける手助けをしてくれる。そしてエネルギーを補給するために炭水化物も欠かせない」と説明し、ダイエットのためのスムージーをつくるうえでベストな栄養バランスだと明かした。
さらにランジュヴァン氏は、これらの栄養素を取り入れるためにオススメの材料を紹介。ヘンプシードやチアシード、ベリー、ケール、アボカド、ナッツバター、かぼちゃの種、豆腐、豆乳がオススメだそう。
栄養士が教えるダイエットにぴったりのスムージーをつくるコツ。スムージーをつくるときには、ぜひ参考にしてみて。(フロントロウ編集部)