イギリスの「編み物男子」が話題に
7月23日に幕開けた東京オリンピック。開催には賛否両論あったものの、世界各国の代表選手は、日々熱い戦いを見せている。そんななか、フロントロウ編集部では、イギリス代表の男子シンクロ高飛び込みのトム・デイリー(トーマス・デーリー)に注目。
トムは男子10mシンクロ高飛び込みの決勝でパートナーのマシュー・リーと共に金メダルを獲得。そしてゲイだと公言しているトムは試合後のインタビューでLGBTQ+コミュニティの若者たちに力強いメッセージを送ったことでも話題になった。
今後も試合が残っているトムはまだ日本に滞在しており、自国の選手の応援のために観客席で観戦することもしばしば。その時トムが観客席で行なっているのは、なんと編み物。
トムは自身が獲得した金メダルを、イギリスと日本の国旗がデザインされた自分で編んだメダルケースに収納しているが、そんな彼が現在制作している編み物がもうまもなく完成すると注目されている。その編み物は、イギリスの国旗とオリンピックのマークがデザインされているもの。
さらに別の日には完成間近のものとは別の、パープルの毛糸で編み物をしている姿も目撃されていた。
トムは自身が編み物をしているところが話題になっていることを知っているようで、「編み物は僕にとって、心を落ち着かせ、ストレスを和らげる手段となっているんだ!大好きだよ!」とインスタグラムでコメント。
そして自身が作った編み物だけをアップするインスタグラムのアカウントも紹介。そのアカウントには、これまでトムが作ったセーターやおもちゃなどプロが作ったようなアイテムがお披露目されている。
今回東京オリンピックの観客席で目撃された作品は、トムが帰国するまでに完成することができるのだろうか。(フロントロウ編集部)