スヌープ・ドッグが東京オリンピックの馬術についてコメント
7月23日に開幕を迎えた東京オリンピックだが、米NBCユニバーサルのストリーミングサービス「Peacock」では、日程毎のハイライトを放送する番組『Olympic Highlights(原題)』が放送されており、ラッパーのスヌープ・ドッグが、俳優でコメディアンのケヴィン・ハートと共にコメンテーターを務めている。
コメンテーターと言っても、2人が担当するのはオリンピックの競技の解説といったスポーツの専門的な知識を語るのではなく、その日に行なわれた競技の珍プレー好プレー集を振りながら、好きなように感想をコメントするというもので、比較的ゆるめな番組となっているよう。
今回、注目を集めているのは、馬術のハイライトを観た際に交わされたスヌープとケヴィンのやり取りで、一般的な馬術のファンとは別の角度で2人が興奮しているとしてファンの間で話題になっている。
番組は、スヌープとケヴィンが、事前に内容を伝えられていない状態でプロデューサーが編集したオリンピックのハイライト映像にコメントするという形で進められたのだが、馬術の映像が流れると、スヌープはすぐにそれが馬術だと気がついたようで、「馬だね。俺は好きだよ。これは馬術だ」と早速コメント。
続けて、馬がステップを踏むような動きを見せると、スヌープが「おいおい、馬がクリップ・ウォークしてるよ!」とすぐさまリアクション。クリップ・ウォークとは、西海岸を拠点に置いているギャングであるクリップスの間で伝統になっているステップのことで、スヌープはクリップスに所属していたことで知られている。
馬がクリップ・ウォークのようなステップを見せたことに興奮が抑えられない様子で、「見たかい? 会場でだよ! とんでもないギャングスタだ」と絶賛し、「ああ、この馬は最高だよ! この映像の馬は俺がもらう!」と続けた。
その後、この馬のステップに盛り上がった2人は、映像をもう一度再生してくれるようリクエスト。映像が再び流れると、スヌープはヒューマンビートボックスを披露して番組を盛り上げた。
番組の模様はこちら。
一方、馬術に関連したニュースとして、アメリカロック界の“ボス”ことブルース・スプリングスティーンを父に持つジェシカ・スプリングスティ-ン(29)が、馬術障害飛越にアメリカ代表として出場することをフロントロウでもお伝えしたが、ジェシカが出場する個人戦の予選は本日8月3日に行なわれる。(フロントロウ編集部)