ブレイク・ライブリーが2年ぶりのプレミアに登場
パンデミックの影響により3回の延期(日本では4回)を余儀なくされ、1年越しの8月13日にようやく公開を迎えるライアン・レイノルズ主演のSF映画『フリー・ガイ』。ビデオゲームの“モブキャラ”を主人公にしたコメディ要素満載の同作のワールドプレミアが、ニューヨークにあるAMCリンカーン・スクエア・シアターで開催され、ライアンと交際10年をお祝いしたばかりの妻のブレイク・ライブリーも約2年ぶりにレッドカーペットに同伴した。
コーデュロイ素材のブルネロ・クチネリ(Brunello Cucinelli)のベージュのスーツにチェックのシャツをインして秋を先取りしたライアンとトーンを合わせ、プラバル・グルン(Prabal Gurung)のカットアウトが大胆なピンクのスパンコールドレスで集まった見物客たちを魅了したブレイク。
手元にはジュディス・リーバー(Judith Leiber)の星形クラッチ、指先や耳元には友人でもあるデザイナーのロレイン・シュワルツ(Lorraine Schwartz)が手がけるジュエリーを輝かせ、まるでおとぎ話の絵本から飛び出してきたプリンセスのようなルックでばっちりとポーズを決めたが、じつは、レッドカーペットを歩く直前まで、足元にはコンバースのチャックテイラーを履いていた。
ブレイクがインスタグラムストーリーズで公開した、会場の駐車場でライアンに撮影してもらったと思われる1枚では、ドレスの裾をたくしあげ、スニーカーを見せるブレイクのお茶目な姿が。
スタイリングを自分自身で手がけるブレイクが公開したこの日の着用アイテムリストには、「シューズ:クリスチャン・ルブタン(Christian Louboutin)」とクレジット。スニーカーのままレッドカーペットを歩いたわけではないようだが、直前までヒールではなくスニーカーを履いて“ラクをしていたい”という気持ちには世のほとんどの女性が共感するだろう。
ようやくインスタで「カップルデビュー」?
レッドカーペットでの米ETとのインタビューで、おしどり夫婦と呼ばれるほど10年以上もブレイクとラブラブな関係をキープしている秘訣を聞かれたライアンは「えーっと、まずは、おたがいが好きってことかな。どんな関係でもそれが基本だよね」と目尻を下げながらシンプルに回答。
プレミア後にインスタグラムに投稿したブレイクとのツーショットには、「『フリー・ガイ』にとって大きな意味を持つ一夜だった。それにブレイクにとってもね。だって、ようやく僕らは“インスタグラム・オフィシャル”になったわけだから。彼女にとって、それがどれだけ重要なことか僕にはわかってる」とユーモアを効かせた“上から目線”のコメントを添えていた。
“インスタグラム・オフィシャル”とは、カップルがおたがいのインスタグラムで写真や動画を公開して交際や結婚の事実を世間にアピールする、いわゆる“カップルデビュー”のこと。
ライアンもブレイクも、これまでにもおたがいのインスタグラムに何度も登場したことがあるので、とっくにインスタグラム・オフィシャルではあったのだが、ライアンとしてはお得意のシュールなジョークのつもりのよう。
6歳のジェームズ、4歳のイネス、1歳のベティという3人の子供がいるライアンとブレイク。前回ブレイクが映画のプレミアに登場したのは、2019年5月に行なわれたライアンの出演作『名探偵ピカチュウ』のニューヨークプレミア。その時には、お腹の中に第3子であるベティがいた。
(フロントロウ編集部)