『グレイズ・アナトミー』のエレン・ポンピオが、自身の夫が乗り越えなくてはならなかった“特殊な試練”について明かした。(フロントロウ編集部)

『グレイズ・アナトミー』のメレディスとデレク

 2005年から放送が開始され、ドラマ史に残る長寿番組となっている『グレイズ・アナトミー』。主人公のメレディスを演じるエレン・ポンピオのほか、パトリック・デンプシーやサンドラ・オーなど、多くの有名俳優が出演してきた。

 メレディスの恋愛相手で、最終的に夫なったデレクを演じたパトリックが、2015年にシーズン11で番組を去ったことは多くのファンに衝撃を与えたが、ある人だけは、喜んでいたかもしれない。

 それが、エレンの現実の夫であるクリス・アイヴェリー。

画像: 『グレイズ・アナトミー』のメレディスとデレク

俳優の恋人が直面する苦悩

 元音楽プロデューサーであり、現在はアパレル業界でビジネスを行なうクリスは、エレンと2003年に出会い、2007年に結婚した。恋愛では様々な困難を乗り越えなくてはならないが、俳優という特殊な職業に就くエレンの恋人として、クリスもある特殊な困難に直面していたよう。

 米ポッドキャスト番組『Ladies First with Laura Brown』に出演したエレンが、ドラマが始まったばかりの頃に起こった出来事を明かした。

 「可哀想な人。何に巻き込まれていくか知らなかったんだからね。最初の頃は、彼にとって非常に大変なことだったのを覚えてる。彼は、『僕はこんなことに同意したわけじゃない。君は仕事に行って、あれといちゃつくんだ。パトリックは好きだ。彼は良い奴だ。でも、マジかよ?』って感じだった」

画像: エレンとパトリック。

エレンとパトリック。

 恋愛要素が盛りだくさんである『グレイズ・アナトミー』において、各キャラクターたちの親密なシーンは避けられないもの。当然、エレンもパトリックとの親密なシーンをこなさなければならなかったうえ、ドラマは映画のように2時間で完結するものでもない。クリスは放送されたその映像を見ることが嫌だったよう。

 とはいえ、クリスは2017年の米Us Weeklyのインタビューで、ドラマが始まった頃にはよく見ていたと明かしている。妻の親密シーンがあってもなおドラマを見続けたクリスだったが、その後、あることがきっかけでドラマを見なくなったそう。

 それは、ジャコモ・ジャンニオッティが演じたデルーカの登場。デルーカもまたメレディスの恋愛相手だが、彼が登場した時にクリスが感じたのは、嫉妬ではなく気まずさだったそうで、ついにドラマを見ることをストップしたとのこと。

 ちなみに、俳優の妻がいることでクリスと同様の苦悩を経験した人は他にも。

 『ゲーム・オブ・スローンズ』のリアルカップルとして有名なキット・ハリントンとローズ・レスリーだが、キットは、ローズが映画のなかで彼の俳優仲間ハリー・トレッダウェイと多くの親密なシーンを演技しているのを見て、「彼女は素晴らしい俳優だからね。見ている間中、この男のことが本当に好きなんじゃないかと思ってしまった」という

(フロントロウ編集部)

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