大ヒットドラマ『フレンズ』などに出演する俳優のジェニファー・アニストンが、反ワクチンを唱える人へメッセージを送った。(フロントロウ編集部)

ジェニファー・アニストンがワクチンの重要性を語る

 新型コロナウイルスの感染拡大がはじまって早1年半。最近ではデルタ株が流行し、1度はマスクを外してもいいと発表されていたアメリカでも、再びマスクの着用が義務化されている。

画像: ジェニファー・アニストンがワクチンの重要性を語る

 まだまだ猛威をふるい続ける新型コロナウイルスの重症化を防ぐことができると言われるワクチンは、アメリカでは2億人近い人が1回目の接種を終え、1億6,000万人以上の人が2度目の接種を終えていると米国疾病予防管理センターが発表している。

 しかし、中には反ワクチン派や陰謀論者により、ワクチンを打たないという選択をする人も。最近ではティーンに絶大な人気を誇るオリヴィア・ロドリゴがバイデン大統領や米感染症対策トップのファウチ博士とホワイトハウスで面会し、未接種が多いと言われる若い世代にワクチンの重要さを訴えるなど、影響力があるセレブたちもワクチン接種を促している。

ワクチンを打ったことを明かしたポール・マッカートニー。

 そんななか、ドラマ『フレンズ』など人気作品に出演する俳優のジェニファー・アニストンが、米In Styleのインタビューで反ワクチン派について語った。

 ジェニファーは反ワクチン派について「いまだに反ワクチン派や事実に耳を傾けない人たちが大勢いる。それは本当に恥じること」と語ったとしたうえで、「私のまわり(のスタッフ)でも(ワクチン接種を)拒否したり、(接種の有無を)開示しなかったりした人が何人かいなくなった。残念なことだよね」と、接種が確認できなかったため解任された人が複数いることを明かした。

 そして「私たちは、毎日のように検査を受けているわけではないから、情報を提供することは倫理的にも職業的にも義務だと思っている。誰もが自分の意見を持つ権利を持っているけど、多くの意見は恐怖やプロパガンダ以外の何かに基づいているとは思えないから、難しいところ」と影響力を持っているからこそ、ワクチンの接種を訴えかけているのだと話した。

(フロントロウ編集部)

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