2021年8月6日に公開が始まった『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』。予告編でも登場した“地雷原を走り抜けるシーン”は、現実的に可能か?(フロントロウ編集部)

※この記事には『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』のネタバレが含まれます。

『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』ついに公開!

 映画『ワイルド・スピード』シリーズの最新作、『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』が2021年8月6日に日本で公開となった。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で約1年間の延期の末の公開となった本作は、『ワイスピ』シリーズの9作目。平穏な生活を送っていたドム(ヴィン・ディーゼル)&レティ(ミシェル・ロドリゲス)のもとに、“ドムの弟”、ジェイコブ(ジョン・シナ)が現れ、ファミリーを巻き込んだ世界規模の戦いが再び幕を開ける。

 毎回あり得ないほどのド派手なアクションを魅せてくれる本作の最新作では、なんと地雷原を車両で走り抜けるシーンがある。予告編の序盤でも登場したこのシーンは、果たして現実的に可能なのだろうか?

車で地雷原を走り抜けるのは可能?

 『ワイルド・スピード』シリーズのアクションシーンは、現実的であってもフィクションであっても楽しめる。これまでも、ビルとビルの間を走り抜けたり、電車から車で飛び出たりと、様々なシーンがあった。

 しかし、セントラルフロリダ大学で物理学の研究の一環としてアクション映画を研究しているコスタス・エフシミウ教授によると、『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』のように車両が地雷の爆発を避けて走ることはほぼ不可能だという。

画像: 車で地雷原を走り抜けるのは可能?

 エフチミウ氏によると、もし車が高速で走っていたとしても、地雷を誘発した後、爆発から逃れるために十分に離れることはできないそう。最近の地雷は、誘発してから爆発まで数ミリ秒しかないため、地雷から逃げようとしても、現実的にはうまくいかないはず。

 『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』で登場した地雷警告標識はかなり古いものだったため、もしかしたら現在のものよりも性能が悪く、誘発から爆発まで少しの時間があるかもしれないが、そうだとしてもあのシーンのような地形では逃げられることはかなり難しいとのこと。

 映画『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』は2021年8月6日より全国の劇場で公開中。(フロントロウ編集部)

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