※この記事には『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』のネタバレが含まれます。
ファン待望の『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』
新型コロナウイルス感染拡大の影響で約1年間の延期の末の公開となった映画『ワイルド・スピード』シリーズの最新作、『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』ついに日本公開!
『ワイスピ』シリーズ9作目となる本作には、ジョン・シナ演じる“ドムの弟”、ジェイコブが登場。平穏な生活を送っていたドム(ヴィン・ディーゼル)&レティ(ミシェル・ロドリゲス)は、再び世界規模の戦いに巻き込まれる。
そんな本作では、かねてより噂されていたように、ファミリーが宇宙進出する。かなりシュールで笑えるシーンだが、実はアメリカ航空宇宙のNASAに相談した上で作られていた。
科学者を笑わせた“宇宙遊泳”シーン
米Vultureとのインタビューで「宇宙に行くことは、当たり前のことではなく、とても軽率(な決断)でもなかった」と語ったジャスティン・リン監督。
「たくさんの話し合いをした。ロケット科学者たちが『なんだこりゃ』と笑ってたところから、我々が、『実際には起こり得ることですか? もし他のロケット科学者が行って、カプセルにこのポリマーがコーティングされたとしたら?』と言うところまでいってたよ。だからこれは考え抜かれたことなんだ。どちらかというと、論理的にも科学的にも、これは我々のフランチャイズの中で最も健全なアクションセットの1つだ」
そう語り、当初はおふざけ的に始まったアイディアを、科学者との相談を経て現実的にあり得るレベルに持っていったことを明かした監督。
まさか、あの映画の中でも最も“おふざけ感”が強いあのシーンが、映画の中で最も“現実的”だったとは驚き。さすが「真面目におふざけ」を地で行くシリーズの最新作といえよう。
映画『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』は、2021年8月6日より日本全国で公開中。(フロントロウ編集部)