乾いたマスカラ液を復活させる方法
マスカラは、ぱっちりとした印象的な目元を叶えてくれる便利なアイテムだけれど、ほかのコスメに比べて乾燥しやすく、いつの間にか固まって使えなくなってしまうことも。そのため、マスカラが乾燥して付きが悪くなってくると、すぐ捨ててしまうという人も多いのでは?

たしかに、開封してから3か月が過ぎてしまったものは、マスカラ液自体が古くなっている可能性があるため衛生的にも捨てたほうが良いだけれど、新品のマスカラを使い始めて数日で固まってしまった場合は、まだ復活させるチャンスがあるかも。
そこで、セレブ御用達メイクアップアーティストのモリー・スターンが、固まったマスカラを復活させる2つの方法を米Makeup.comで紹介した。
1.マスカラボトルをぬるま湯につける
モリーによると、マスカラ液が固まってしまったときに真っ先に試すべきは、マスカラボトルをぬるま湯につけること。

とくに、冬場などはマスカラが冷えて固まってしまうことが多いため、ぬるま湯につけることでマスカラが復活することは多いそう。ただし、マスカラによっては一時的にしか復活しないものもあり、使うたびに温める必要があるため、すこし手間がかかるかもしれないとモリーは言う。
2.マスカラボトルに目薬を入れて液化する
もうひとつの方法は、マスカラボトルのなかに目薬を入れるというもの。モリーいわく、マスカラのボトル内に「目薬」、もしくはウォータープルーフのマスカラの場合は「ビタミンEオイル」などを数滴入れると、乾燥したマスカラを再び液化させることができるそう。

しかし、この方法はあくまで「最終手段」。マスカラに目薬やビタミンEオイルなどを入れると、マスカラの質感が変わったり、マスカラ自体の抗菌・防腐力が弱まってしまう恐れがあるため、実際に行なう場合はくれぐれも注意し、少しでも目に異変がある場合は、すぐに近くの眼科医に相談するようモリーはアドバイスする。
固まったマスカラを復活させるプロのテクニック。せっかくお気に入りのマスカラをあきらめて捨ててしまう前に試してみる価値はありそう。(フロントロウ編集部)