シンガー兼俳優のセレーナ・ゴメスが、Huluの新作ドラマ『Only Murders In The Building』のワンシーンをとらえた写真が予想以上の反響を呼んだことへの本音を明かした。(フロントロウ編集部)

※この記事にはドラマ『Only Murders In The Building』のネタバレが含まれています。

セレーナ・ゴメスが新作ドラマの話題のシーンについて語る

 シンガーや俳優、プロデューサーとして活動するかたわら、自身肝いりのコスメブランド「Rare Beaty(レア・ビューティー)」を立ち上げるなどさらに活躍の場を広げているセレーナ・ゴメスが、数ヵ月前に話題をさらった「血だらけで警察に連行される姿」をとらえた写真について、テレビ批評家協会(Television Critics Association)によるプレスツアーで語った。

 こちらがその写真。

画像: セレーナ・ゴメスが新作ドラマの話題のシーンについて語る

 警察官に連れられてパトカーのほうへと向かうセレーナ。なにやら複雑な表情を浮かべるセレーナが着ていた白のセーターの胸元には血がべっとりとついている。じつはこれ、Huluで配信予定の新作ドラマ『Only Murders In The Building(原題)』のワンシーン。

 一見、重要そうなシーンの写真が、ドラマの配信前に世に出てしまったことに、セレーナは当初「かなり神経質になっていた」という。しかし、「一瞬、心配になったけど、(この写真だけで何が起きたのか知るには)あまりに多くの出来事がありすぎて、みんなが目にするのは何のエンディングでもないということに気がついた」そうで、最終的に「出てしまったものは仕方ない」と開き直ったことを明かした。

画像: 『Only Murders In The Building』の場面写真。左からメイベル役のセレーナ・ゴメス、オリヴァー役のマーティン・ショート、チャールズ役のスティーヴ・マーティン。

『Only Murders In The Building』の場面写真。左からメイベル役のセレーナ・ゴメス、オリヴァー役のマーティン・ショート、チャールズ役のスティーヴ・マーティン。

 セレーナと一緒にインタビューを受けた共演者のスティーヴ・マーティンも、「例の写真だけでは、この作品の筋書きを知ることはできない。だって、(完成したドラマは)合計で10時間もあるんだ。そのなかのほんの一瞬をとらえた写真だけでは何もわからないと思う。むしろみんなを混乱させたんじゃないかな」と彼女の意見に同意している。

『Only Murders In The Building』では「みんなが容疑者」

 ちなみに、セレーナにとって約8年ぶりのドラマ出演となる『Only Murders In The Building』は、アメリカの人気コメディ番組『サタデー・ナイト・ライブ』出身で映画『花嫁のパパ』や『ピンク・パンサー』などで知られるコメディ界の重鎮であるスティーヴと、彼の友人で『花嫁のパパ』の共演者でもある、同じくコメディ俳優のマーティン・ショートが再タッグを組む犯罪コメディ。

『Only Murders In The Building』のあらすじ
アッパーウエストサイドにあるマンションに住むチャールズ(スティーヴ)、オリヴァー(マーティン)、メイベル(セレーナ)の3人は、犯罪モノ好きという共通の趣味から意気投合。マンション内で起きた殺人事件について独自に捜査を開始し、自分たちの発見を記録する目的でポッドキャストを制作するが、謎を解き明かしていくなかで犯人とみられる人物から「今すぐポッドキャストの収録を終わりにしなければ、おまえを終わりにするぞ」と脅迫を受ける。じつは、おたがいにウソをついている3人は、やがて自分たちを含む住人のなかに真犯人が潜んでいるのではないかと疑心暗鬼に。ヒントをもとに真相を究明しようと、まるで競うように躍起に…。

 実際に起きた事件に夢中になっていた赤の他人同士の3人が、ひょんなことから、その事件に巻き込まれてしまうというストーリーで、セレーナはスティーヴとマーティンとともに事件に巻き込まれていくメイベルを演じるほか、同作のエグゼクティブ・プロデューサーにも名を連ねている。(フロントロウ編集部)

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