マーゴット・ロビーがオーディションの失敗談を明かす
2016年公開の映画『スーサイド・スクワッド』に続き、現在公開中の映画『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』でも“ワルカワ”ヒロインのハーレイ・クインを演じる俳優のマーゴット・ロビーが、大事なオーディションの日に飲んだ痛み止め(鎮痛剤)のせいで“痛い目”にあった時のことを英The Sunのインタビューで振り返った。
「オーディションが怖いの。すでに役が決まっていても、最初の台本の読み合わせは緊張する。それは今でも変わらないし、私にとっては恐怖でしかない」。こう話すマーゴットには、軽いトラウマになっているオーディション失敗談があるという。
とても重要なオーディションの前日に日帰りで手術を受けたマーゴットは、術後、激しい痛みに襲われた。ちょうどその時、友人宅にいたため、「明日、大事なオーディションがあるのに痛くて耐えられない」と助けを求めたところ、最近、歯の根管治療を受けたばかりだった友人が病院で処方された鎮痛剤を飲むようにすすめられたという。
「『自分が病院からもらった鎮痛剤があるから、オーディションの前に目が覚めたときに飲んでおけば大丈夫だよ』って言われたの。その時、彼が『さあ、2錠取って』って言ったから、私は『1回に2錠飲んで』という意味だと思ったんだけど、どうやらあとでもうひとつ必要になった時のために“余分に1錠持っていって”という意味だったみたい。とにかく、翌朝目が覚めた私は、オーディションの準備で朝食を食べる時間もなくて、空腹のまま(鎮痛剤を)2錠飲んだの。それで、(オーディション会場に)車で向かう途中で急に『ああ、なんて素敵な日なんだろう!』って、気分が良くなってきて…」
鎮痛剤を誤って過剰摂取してしまったマーゴットはいわゆる“ハイ”に。そんな状態で臨んだオーディションは本人いわく「最低最悪」で、ソファの上で丸くなっていたこと以外はほとんど記憶に残っていないそう。
幸い、オーディションが行われたビルで知り合いの女性が働いていたため、彼女のオフィスに駆け込んで、「何か食べるものはない?私、多分ハイになってると思う。確信はないけど、ハイになってるの。助けて」と状況を説明し、必要な助けを得ることができたというマーゴット。ただし、その日の午後に予定していた自動車の運転免許試験は「とてもじゃないけど無理」と、キャンセルせざるをえなかったことを明かした。(フロントロウ編集部)