カーディ・Bとの新曲「Rumors」をリリースしておよそ2年ぶりにカムバックしたリゾが、体型批判や人種差別などの誹謗中傷を寄せられていることを涙ながらに告白。カーディはツイッターでリゾに励ましのメッセージを送った。(フロントロウ編集部)

リゾが自身に寄せられる誹謗中傷を涙ながらに語る

 2019年4月にリリースしたサードアルバム『CUZ I LOVE YOU(コズ・アイ・ラヴ・ユー)』でグラミー賞の3部門を受賞するなど、大ブレイクを果たしたリゾが8月13日、同年にリリースしたチャーリーXCXとのシングル「Blame It on Your Love」以来となる新曲「Rumors」をリリース。およそ2年ぶりとなるリリースとあって、多くのファンが待ち望んでいたカムバックとなったが、リゾのもとには祝福のメッセージだけでなく、誹謗中傷のコメントも多く寄せられたという。

 リゾはインスタグラムで行なったライブ配信のなかで、「最高に幸せであるべき日に、すごく落ち込んでいる。ものすごく傷ついているの」と、自身に寄せられる誹謗中傷に苦しんでいることを明かして、涙ぐみながら次のように続けた。

 「理解に苦しむようなヒドいことを私に言ってくる。肥満への嫌悪だったり、人種差別だったり、傷つくようなことを。私の音楽が好きじゃないっていうなら、構わない。もしあなたが『Rumors』を好きじゃなくても構わない。だけど、多くの人たちは私の見た目のために私のことを嫌っているの」。

画像: リゾが自身に寄せられる誹謗中傷を涙ながらに語る

 これまでにも何度もボディポジティブのメッセージを打ち出してきたリゾは、とりわけ憤りを感じているのは自身に誹謗中傷を寄せる人々が「黒人女性に何度も繰り返しこういうことをしているということ。特に、私たちのようなビッグな黒人女性に対して」だとし、「アンタたちが望むようなボックスに私たちがフィットしないと、アンタらは私たちに憎しみを向け始めるの。それって良くない。私が今こうしているのは、精査されたり箱に入れられたりすることなく、自分たちの望むように生きたいと願う、未来のビッグな黒人女性たちのため」と、自身と同じような体型をしている黒人女性たちのために立ち上がることを宣言。

 「音楽や私のキャラクター、アーティストの私とは全く関係なく、私の身体のような私が傷つくであろうネガティブな言葉をいつも私に言ってくる」人々に向けては、「せいぜい後ろから喚いてな。あんたらクソ野郎どもはずっと私の背中を追いかけるんだから」と、そうした誹謗中傷には決して屈しない姿勢を示した。

カーディ・Bがリゾをサポート

 リゾが自身に寄せられる誹謗中傷を涙ながらに訴えたことを受け、「Rumors」でコラボしたカーディ・Bはリゾをサポートするメッセージをツイート。

 カーディは、リゾのライブ動画をリツイートする形で「自分のために立ち上がると、めんどくさい奴だとか精細すぎるとか言われる。立ち上がらないと、こうやって泣くまで引き裂かれれる。あなたが細くても、大きくても、整形していても、奴らはこうやってあなたを不安にさせる。覚えておいて、こいつらオタクどもは人気者に目を光らせているだけ」とツイートして、有名人であるが故に寄せられる誹謗中傷を気にする必要はないとリゾを禿げました。(フロントロウ編集部)

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