ジョディ・ターナー=スミスからプロポーズされたことを明かしたジョシュア・ジャクソン
ドラマ『FRINGE / フリンジ』などで知られる俳優のジョシュア・ジャクソン(43)は、2018年から交際が報じられていた映画『ウィズアウト・リモース』のジョディ・ターナー=スミス(34)と2019年に結婚。

2020年にはジョディとの間に第1子となるジェイニー(1)をもうけたジョシュアは先月、アメリカの人気トーク番組『The Tonight Show(原題)』に主演した際に結婚のきっかけがジョディからのプロポーズだったことを明かしたのだが、このエピソードを披露したことが原因で、女性から男性にプロポーズすることを良しと思わない人々からジョディのもとに誹謗中傷が寄せられることになったという。
ジョシュアは米Refinery29とのインタビューでジョディに誹謗中傷が寄せられていることを明かして、「インターネットは人種差別的で女性差別的だよ」と、そうした状況を批判している。「自分の空間を主張する女性に感情がたかぶっている奴らは、黙れって感じだよ。本当に、インスタグラムで人々が妻に寄せているコメントは信じ難いものだ」。
妻に寄せられる誹謗中傷を批判
続けて、「彼女はプロポーズした。『イエス』と僕は言ったんだ。僕らは幸せだよ。それだけさ。人々が知るべきはそれだけ。白人男性として、僕にとっては学びの機会になったよ。彼女に寄せられるコメントや、彼女を妨げようとする無知さや醜さには、本当にショックを受けた。必要な学びだったけど、不快だったよ。黒人、とりわけ黒人女性に対する人々の接し方を知れたことはね。これは許されないことだ。僕らにはまだ長い道のりが待っている」と語り、妻に誹謗中傷が寄せられたことで、いかに女性たちが普段から不平等な立場に置かれているかが分かったとジョシュア。

「強い黒人女性という考えは、(よく見えるが中にいる人は閉じ込められる)黄金の籠のようなものだと思う。妻には、その驚くべき強さと優雅さを使わずとも、今日まで彼女に寄せられている醜さを跳ね除けなくて済むようになることを願っているよ」と続けたジョシュアは、「僕はそういう彼女に感銘を受けているけど、ただ生きるということだけのために、彼女がその鎧を毎朝着なくても良いようになることを願ってる」として、女性がわざわざ“強さ”を示さずとも、男性と平等に見られるような世の中にする必要があると語った。(フロントロウ編集部)