2022年公開の『ザ・バットマン』
映画『クローバーフィールド/HAKAISHA』や『猿の惑星:新世紀』のマット・リーヴス監督が手掛けるバットマン単独映画『ザ・バットマン』は、新型コロナウイルスの影響で撮影中断を何度か経験しながらも、2022年春に公開が決定している。
本作は若かりし頃のブルース・ウェインを描くもので、ミステリーの要素が色濃いという、これまでのバットマン作品とは一味違った作品。悪役たちもまた、ヴィランとして完成する前の姿で描かれ、撮影現場で目撃されたコリン・ファレルのペンギンの姿はファンを驚かせた。
一方で、もちろんデザインにこだわって制作されたバットモービルやバットケイブといった道具やセットも登場。衣装に身を包んだバットマンやキャットウーマンの姿も映し出される。
ロバート・パティンソン、バットマン役のギャラ
そんな新バットマンを演じるのは、映画『トワイライト』や『TENET テネット』で知られるロバート・パティンソン。
ロバートといえば、映画『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part1』と『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part2』で約28億円のギャラを得た。そんな彼がバットマン役を演じるとなれば、そのギャラはさらに高額に…!? といった予想もあったが、その金額は予想外の数字だった。
このたび米Varietyが報じたところによると、ロバートの『ザ・バットマン』出演料は、約3億円!
もちろん、一般的に考えれば1つのプロジェクトで3億円の報酬というのは考えられないほど高額だが、ロバートの過去のギャラを考えればかなりお安め。
さらにVarietyは、あわせて他の俳優たちのギャラも報じており、例えばDCヒーローではなくマーベルヒーローのソーを演じるクリス・ヘムズワースは、最新作『Thor: Love and Thunder(原題)』で約22億円のギャラを手にしている。また、Varietyが発表したなかで、最も高額なギャラを受け取っていたのはダニエル・クレイグで、『ナイブズ・アウト』の続編のギャラは、なんと約110億円となっている。
とはいえ、『ザ・バットマン』は3部作になる計画もあり、スピンオフドラマの制作はすでにゴーサインが出ている。そのため、もし次の作品が制作され、ロバートが続投するとなれば、そのギャラはさらに上がると予想される。
(フロントロウ編集部)