2021年秋のトレンドヘアカラーを海外のヘアスタイリストたちが予想。大人っぽいブラウンから色気漂うローズまで、季節の変わり目を新しいヘアカラーで迎えてみて。(フロントロウ編集部)

2021年秋は透明感&深みがキーワード

 いまだ世界中で猛威をふるう新型コロナウイルスの影響により、昨年に引き続き、今年の秋も「色落ち」や「リタッチ」の頻度が少ない、比較的メンテナンスしやすいヘアカラーが流行するとプロたちは予想。

 なかでも、アッシュブラウンやトフィーブラウンなどの深みがありつつ、ほどよい透明感を与えるヘアカラーの人気が高まっているという。そんな2021年の秋にトレンドが期待される最旬ヘアカラーを海外のヘアスタイリストたちが紹介した。

アッシュブラウン

 今季イチオシのヘアカラーとして、多くのプロたちが口をそろえて勧めているのは「アッシュブラウン」。

 ブラウンのなかでも赤みが少なく、独特の透明感と柔らかい雰囲気が魅力のヘアカラーで、カリフォルニア州に拠点を置くカラーリストのレイアンナ・ヒロは「秋らしいヘアカラーにしたいならアッシュブラウンが最適。ローライトとかと組み合わせれば、より髪に輝きと立体感を与えてくれるよ」と米Allureでアドバイスする。

トフィーブラウン

 ブラウン系ヘアカラーのなかで、もうひとつプロたちがオススメしているのは「トフィーブラウン」。

 イギリスの甘いお菓子“トフィー”のような、キャラメルっぽい柔らかな色合いのヘアカラーで、ニューヨーク州のヘアサロンIGK Salonsのカラーリスト、ステファニー・ブラウンは「とくに(地毛が)ブルネットの人にピッタリだね。髪に美しい立体感を与え、柔らかいのにインパクトのある仕上がりになるよ」と米The Zoe Reportsで話している。

ローズ

 ピンク系のヘアカラーにチャレンジしたいけれど、秋らしい雰囲気に仕上げたいという人には「ローズカラー」がオススメ。

 少し温かみのある柔らかなピンクカラーで、明るい色でありながら落ち着きもあり、大人っぽい髪色に仕上げたい人にピッタリ。米ヘアサロンCoily Collectiveの創業者であるジャクシーも「ローズは、もともと明るい髪色の顧客の間でとくに人気が高いね。ただ秋に向けて髪のトーンを落とすよりもおしゃれだし、色落ちした後もキレイ」と話している。

ジンジャーレッド

 人気モデルのジジ・ハディッドや俳優のルーシー・ヘイルなども取り入れた人気の「ジンジャーレッド」が、秋も引き続きトレンドの予感。

 ニューヨーク市を拠点に活動するカラーリストのグレゴリー・パターソンは「大胆で明るい色が流行するなか、単色で秋らしいリッチな色合いにしたいならジンジャーレッドがおすすめだね。一回のカラーリングで簡単に髪色をアップデートできるし、(地毛が)明るくても暗くても楽しめる」と語っている。

カラーブロック

 こっくりと深みのある定番ヘアカラーがランクインするなか、2色以上のヘアカラーをブロックのように分けて染める「カラーブロックヘアカラー」も人気上昇中。

画像: Halsey / Instagram

Halsey / Instagram

 ニューヨークを拠点に活動するカラーリストのジェナ・ペリーは「90年トレンドの影響もあり、最近はこういったレインボーカラーの髪色が復活しつつある」と発言。また、グレゴリーは「カラフルで大胆ながら戦略的に配置されたこのヘアカラーは、秋の季節を明るく楽しくしてくれる」とも付け加えた。 

 夏もだんだんと終わりに差し掛かり、秋に向けてそろそろ新しいヘアカラーが気になる季節。髪色を変えたくなったら、ぜひプロの意見を参考にしてみて。(フロントロウ編集部)

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