MCU新作映画『シャン・チー/テン・リングスの伝説』
全世界を席巻し、衝撃と感動を巻き起こした映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』。公開当時、全世界の歴代興行収入記録を塗り替え世界No.1を記録した、このビッグタイトルを生み出したマーベル・スタジオ。来たる9月3日(金)、新時代を築く新ヒーローの誕生を描く映画『シャン・チー/テン・リングスの伝説』がついに公開となる。米辛口批評サイトRotten Tomatoesでは一足先に本編を観た評論家から絶賛の声が続々と上がっており、92%という高評価となっている(8月24日現在)。
そんな本作で新たに誕生するのは、最強ゆえに戦うことを禁じた新ヒーロー「シャン・チー」。父シュー・ウェンウー(トニー・レオン)の率いる犯罪組織の後継者として育てられ、一度は最強の力を手に入れたものの、「二度と戦わない」と決めその力を封印したシャン・チーは、悪に染まり、伝説の腕輪「テン・リングス」を操り世界を脅かす父を前に、自らの力を解放する…。
自らの過去に向き合い、葛藤しながらも“本当の強さ”に目覚めていくシャン・チーの姿を描いたドラマチック・アクション・エンターテイメントがいよいよ公開。
「一番〇〇しそうなのは・・・?」
公開までのカウントダウンが進む中、主人公シャン・チー役を務めたシム・リウ、物語の鍵を握る重要キャラクターを演じたメンガー・チャン、オークワフィナの3人が集結し、3人が演じたキャラクターのまた違った一面が見える特別映像が解禁となった。
このたび解禁されたのは、「一番〇〇しそうなのは・・・?」というテーマに沿って、本作のキャラクターの魅力をゲーム形式で楽しく紹介していく新映像。「最もケンカっ早そうなのは?」という早速の問いに「絶対私」と瞬時に答えたのは、シャン・チーの妹シャーリン役を務めたメンガ—・チャン。その答えを聞いたシム・リウが、「君自身もケンカっ早いけどね」とすかさず突っ込むなど、兄妹役を演じた2人の仲睦まじさがうかがえるが、実は、シャン・チーとシャーリンの兄妹関係は一筋縄でいくものではない複雑なもの。
兄のシャン・チーが姿を隠したことで、自分を守るために心を閉ざし孤高の戦士となったということ以外、そのキャラクター性は未だベールに包まれているシャーリン。そんな彼女が、本映像内では、全身を使った華麗なアクションで兄シャン・チーを攻撃する姿が収められており、その強さはシャン・チーに匹敵するレベル…!?
迫力満点の兄妹バトルを繰り広げる2人だが、一度は離れ離れとなった彼らは、再び手を取り合い、同じ方向に進むこととなるのか?ドラマチックに描かれる兄妹のストーリーも気になるところ。
続いて、「ジョーク対決を切り抜けそうなのは誰?」という問いに対しては、意外にも「シム」と回答したのは、シャン・チーの親友ケイティを演じたオークワフィナ。シャン・チーとは学生時代からの親しい間柄ながら、彼が犯罪組織の後継者として育てられ、最強の力を持っているということは知らされずにいたケイティ。
“ショーン”という偽りの名を語り、過去を伏せて生きてきた彼の正体を偶然知ることとなる彼女だが、それまでと変わらぬ態度で常に寄り添い、シャン・チーが巻き込まれていく戦いに自らも果敢に飛び込んでいく。
今回、シャン・チーにとっての1番の理解者を演じたオークワフィナが、“ショーン”は嫌味を言ったりもするユーモア溢れる一面もあるということを暴露!これまでは、最強の力を授けられたが故に葛藤するシャン・チーのシリアスな面が多く語られてきたが、意外にもシャン・チーはコミカルな一面も併せ持つ楽しい人物なのかも…?!
コメディアンとしても活躍しているだけに、コミカルな演技も抜群に光るオークワフィナだが、彼女が演じるユーモアセンス抜群のケイティとの間で生み出される、シャン・チーとの愉快な掛け合いシーンにも期待したい!
その他、「ゾンビの世界を生き残れそうなのは誰?」、「舌を噛みそうなドリンクをオーダーしそうなのは誰?」などの質問に加えて、まさかの「オレオレ詐欺に騙されそうなのは誰?」という質問も登場!
楽しくトークを進めていく息ピッタリの3人だったが、最後に、「誰が一番世界を救いそう?」という問いに対し、シム・リウが、「僕ら全員だよ。だって僕らはスーパーチームだからね」と笑顔で回答。
映像内では、フードを被り怪しげなムードを漂わせるシャーリン、険しい表情で弓矢を放つオークワフィナ、伝説の腕輪テン・リングスをめぐって父と対決するシャン・チーの姿も収められているが、考え方や戦い方さえも異なる個性豊かな3人が一丸となり、テン・リングスを巡る壮大なバトルを繰り広げていく。果たして、善と悪の狭間で葛藤するシャン・チーと、彼を取り巻く面々の織りなす物語はどんな結末を迎えるのだろうか。
映画『シャン・チー/テン・リングスの伝説』は、2021年9月3日より公開。(フロントロウ編集部)