トム・クルーズがシネマコンで秘話を明かす
俳優トム・クルーズの代表作として知られる映画『ミッション:インポッシブル』シリーズは、7作目が2021年、8作目は2022年と2年連続で公開されるはずだったが、、新型コロナウイルスの感染により撮影に遅れが生じ、『ミッション:インポッシブル7』が予定より約1年遅れて2022年5月に全米で公開予定となっている。
そんな『ミッション:インポッシブル』シリーズの醍醐味と言えば、やはり体をはったトムのアクションシーン。これまで高さ600メートルの1枚岩のクライミングを披露したり、ビルとビルの間を飛び移ったりというスゴ技の数々を見せてきたが、『ミッション:インポッシブル7』では、最も危険なスタントを行なったと映画イベントのシネマコンでトムが明かした。
トム・クルーズ史上「最も危険なスタント」とは?
これまで数多くのことを経験してきたトムが言う、最も危険なアクションとは、ノルウェーの崖の上からバイクで飛び降りること。しかも、ただ崖を飛び降りるのではなく、空中で車両を捨てパラシュートで降りなければならなかった。
トムはこの危険なアクションを行なうために、スカイダイビングを500回、そしてモーターバイクでのジャンプを1万3,000回行なうなど、1年以上にわたりトレーニングを積んできたよう。
その結果、6回にわたって撮影が行なわれるも大きな怪我もなく無事終了。しかしかなり危険を伴うものだったようで「これは僕が挑戦した中でも最も危険なもので、何年もかけて取り組んできた」とトムがシネマコンで語った。
「小さい頃からやってみたかったんだ」というトムの好奇心から採用されたこの危険なアクションだが、『ミッション:インポッシブル7』で監督を務めるクリストファー・マッカリーは「僕がもっと怖いのは、『ミッション:ポッシブル8』で何を計画しているのかということ」と、次作ではさらに怖いものがあるとジョークを交えながら話した。(フロントロウ編集部)