シンガーのカミラ・カベロが、“非現実的な美の基準”のせいで「自分を卑下したり、体を隠したりするのは間違ってる」と声をあげた。(フロントロウ編集部)

カミラ・カベロがSNS時代の美の基準に物申す

 Amazonプライム・ビデオの新作映画『シンデレラ』で主演を務めるシンガーのカミラ・カベロが人気トーク番組『The Late Late Show(原題)』に出演し、社会の美の基準に対する自身の考えとそれに支配されない方法について語った。

 数ヵ月前にパパラッチされた水着姿の写真がきっかけでボディ・シェイミング(体形批判)の被害を受けたカミラは、その後、自身のTikTokに「I luv my body(私は自分の体が大好き)」と題した動画を投稿し、ありのままの自分を受け入れ、愛することの大切さを訴えてファンから称賛された。

画像: カミラ・カベロがSNS時代の美の基準に物申す

 番組でその件について聞かれたカミラは、最初こそ落ち込んだものの、「これが普通なんだって気づいたの。体重が増えたり減ったりするのは当たり前のこと。写真を加工している・していないに関係なく、インスタグラムのせいでおかしな美の基準ができてしまっているけど、すべての女性の体がその基準に当てはまるわけじゃない」とすぐに開き直ったことを明かすと、こう続けた。

 「例の動画で、私たちはみんな曲線やセルライト、脂肪があるリアルな女性なんだって話をしたと思う。でも、クレイジーで非現実的な美の基準のせいで、自分のことを卑下したり、人前に出る時は体を隠したり、わざと大きめのTシャツを着たりするようになってしまった。なんでそんなことしなきゃいけないの?私はありのままの自分でいられないの?って思った。あの動画を投稿したあと、たくさんの女性から『すごく共感した』という声をもらった。現代の美の基準は馬鹿げてるし、有害だと思う。正直、私もあの動画を投稿したことによって、自分のなかで考えを正当化できたような気がして自信がついた」

 現在、カミラはメンタルヘルスについてより透明性を高めるなど、人生のさまざまな面で周りに左右されることなく自分で自分をコントロールできるよう取り組んでおり、自身のSNSを通じて、燃え尽き症候群やセラピーの重要性について積極的に語るといったことも行なっている。(フロントロウ編集部)

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