海外で注目のハイテクすぎるボクシングマシン
ここ最近海外でブームになっているのが、自宅で最新のフィットネスが取り入れられる画期的なエクササイズマシン。コロナ禍で外出ができずスタジオやジムに行けない環境が続くなかで、自宅で取り入れられる新たなエクササイズマシンが続々と登場している。
パーソナルトレーナーのマーク・レイノルズは昨年末、「ホームジムといえば、これまでは裕福なセレブリティだけのものという印象が強かったものの、2021年は多くの人が最新のフィットネス技術を自宅で取り入れるようになると思う」と予想。その予想通り、海外ではこれまでのエクササイズマシンとはひと味違ったハイテクなものを購入するユーザーが増えているという。
そんなハイテクマシン豊作の年である今年になって海外で大きな反響を呼んでいるのが、最新のヒット曲に合わせてボクシングができる「ライトボクサー(Liteboxer)」。
ゲーム感覚でボクシングができる
ライトボクサーは、LEDで光る6つの的を目がけてパンチするエクササイズマシンで、音楽のリズムに合わせてボクシングを楽しむもの。音楽に合わせながら6つの的のうち光る的を次々とパンチしていくので、感覚はまさに“音ゲー”や“太鼓の達人”。ゲーム感覚で楽しみながら有酸素運動が取り入れられる。
有酸素運動のマシンといえば、トレッドミルやサイクリングマシンなど下半身を動かして取り入れるものがほとんどだけれど、ライトボクサーは主に上半身を使うことから、今までになかったマシンとして注目されている。さらに好きな音楽に合わせて思いっきりパンチができるので、ストレス発散にもうってつけ。
なんだか楽しそう!と思う人が多いに違いないこのマシンだけれど、実際は結構ハード。1曲につき2~3つのレベルがあり、高いレベルになるとスピードも速くなるため、1曲分パンチし続けるだけで汗が流れるほど。
また、スマホやタブレットと連動させるとスコアのチェックが可能。このスコア採点では、リズムの正確さだけでなくパンチ力の強さも採点の対象になるため、高い点数を獲得するにはより力強くパンチする必要が出てくるので、高スコアを狙うことで運動効果もアップできる。
そして、楽曲の候補が豊富なこともライトボクサーならではの魅力。ライトボクサーは米ユニバーサル ミュージックとライセンス契約を結んでいるため、ヒット曲が随時追加されて飽きずにエクササイズを続けられると人気を集めている。
ちなみに本体の購入とは別でサブスクリプションプランに入会すると、プロのトレーナーのレッスンを見ながらボクシングをすることもできる。
海外で大注目のエクササイズマシン「ライトボクサー(Liteboxer)」は、本体にグローブなどが付属したスターターキットが約18万円。残念ながら今のところ日本では購入できないけれど、日本にも続々と最新マシンが上陸しているので、今後ホームジムはさらに盛り上がりを見せそう。(フロントロウ編集部)