フランス政府は、25歳以下の女性を対象に、避妊薬を無料にすると発表した。(フロントロウ編集部)

フランスで25歳以下の避妊薬が無料に

 フランス政府は、来年2022年より、すべての25歳以下の女性が無料で避妊薬を得られるようになると発表した。これまでは18歳以下が対象だったが、対象年齢を拡大した。

 すべてのタイプの避妊薬のほか、子宮内避妊具であるIUDも含まれる。また、そのための診察代も無料となる。コンドームは医師や助産師による処方箋が出されたうえで、特定のブランドによるものであれば代金の60%がカバーされる。避妊パッチや女性用コンドームは対象とならない。

 フランスのオリビエ・ベラン保健相は、フランス政府は「一定数の若い女性」の間で避妊薬の使用が低下していることを確認しているとし、「若い女性たちが、避妊薬が高すぎるという理由で自分たちを守ることができない、避妊薬を使用したくても得られないというのは、耐え難いことです」とコメントした。

 フランスでは、中絶はすべての女性が無料で受けることができる。

(フロントロウ編集部)

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