バーバラ・パルヴィンのNYFW準備
米現地時間の9月7日に幕を開けたニューヨークファッションウィーク(以下NYFW)は、多くのセレブや業界人が訪れ、毎日数多くのブランドがランウェイやパーティを開催。それだけに、複数の会場をはしごするセレブや、1日に何人ものクライアントのヘアメイクを手掛けるプロもいるほど、過密スケジュールで進められている。
その裏側の過酷さを体現したのが、ニューヨークのロウアー・マンハッタンの水上に位置するカーサ・チプリアーニで行なわれたDUNDASxREVOLVEのコレクションに足を運んだ人気モデルのバーバラ・パルヴィン。
バーバラは先日、イタリアのヴェネチアで開催されたヴェネチア国際映画祭のレッドカーペットにも登場していたけれど、今度はNYFWに参加。忙しいスケジュールのなかランウェイのフロントロウに駆けつけたバーバラがヘアメイクをしたのは、なんと車の中。
長年バーバラのメイクを手掛けるメイクアップアーティストのトビ・ヘニーは、SUVの車内でバーバラのメイクをつくったことを自身のインスタグラムで明かし、「ファッションウィークは時々、過酷なレースのように感じる。空港で(バーバラを)拾って、SUVの中で準備したんだから」と驚きの真相を告白。ニューヨークにあるジョン・F・ケネディ国際空港から会場までの車中で、フロントロウ仕様の一流メイクを完成させたという。
同じ車内でヘアを手掛けた有名ヘアスタイリストのオーウェン・グールドもインスタグラムを更新し、車内のなかでバーバラが脚にボディケア製品らしきものを塗る様子を公開。まさに極限状態のなか、バーバラはオーウェンのカメラにばっちりピースサイン。
そして準備が整ったバーバラは、そのままコレクションの会場に直行。車を降りるやいなやカメラマンのフォトコールに応じ、パーフェクトな姿を見せた。
車内ヘアメイクでもさすがの完成度
バーバラのルックは車内でのヘアメイクを経て完成したものだけれど、さすがは一流のプロのワザ。バーバラは過酷な環境で行なったとは思えない美しいヘアメイクで変身を遂げ、会場に姿を現した。
ゴールドのチェーンがついた黒のドレスに身を包んだバーバラはこの日、ヌーディカラーで統一したヘルシーなナチュラルメイクに、ツンツンした毛先を遊ばせたシルエットが特徴的な90年代風「ツンツンヘア」を合わせたスタイルを披露。ちなみにリップは、バーバラ自身が広告塔を務めるアルマーニ・ビューティが展開する「リップ マエストロ」を使用したそう。
ちなみにバーバラはその翌日にも、REVOLVEのパーティに登場した。(フロントロウ編集部)