キム・カーダシアンがメットガラの覆面ルックについて説明
米現地時間9月13日に第75回メットガラが行なわれ、『In America:A Lexicon of Fashion(イン・アメリカ:アメリカのファッション辞典)』というテーマのもとで、テーマに沿ったファッションに身を包んだセレブたちがニューヨークのメトロポリタン美術館に集結。なかでも、顔も手もすっぽりと覆った全身ブラックの装いで登場したキム・カーダシアンは、オーディエンスの注目を最も集めたセレブの1人となった。
このルックについては、現在離婚調停中のカニエ・ウェストからインスパイアされたのではないかという声が続出。カニエはこのところよく覆面で出かけているところが目撃されており、キムがカニエとの復縁にオープンだという報道もあることから、キムがメットガラに同伴した男性はカニエではという噂も立った。しかしながら、この男性についてはその後、カニエではなく、バレンシアガ(Balenciaga)でクリエイティブ・ディレクターを務めるデムナ・ヴァザリアであることが明らかになった。
とはいえ、キムがカニエからインスピレーションを受けたのは間違いなさそう。というのも、キムは先月、今回と同様の装いの写真をインスタグラムに投稿した際、カニエの最新アルバム『Donda(ドンダ)』をコメントとして添えている。
ちなみに、キムの今回のファッションも当然、『イン・アメリカ:アメリカのファッション辞典』というテーマに沿ったものになっていたようで、キムはインスタグラムで次のように説明した。「頭から爪先までTシャツで覆うことほどアメリカンなことってある?」
カニエ・ウェストがキム・カーダシアンに自信を与えていた
情報筋は米ETとのインタビューで、メットガラでのキムについて次のように語っている。「今夜、カニエ・ウェストは出席しませんが、カーペットでは彼の存在を感じられることでしょう。デムナにキムを紹介したのはカニエであり、新たに築かれた彼女とバレンシアガの関係性において不可欠な役割を果たしました」。
「カニエはキムに、クリエイティビティを前面に出し、芸術を通じて人々の想像力を掻き立てる勇気を与えたのです」と情報筋は続けている。「これは究極の自信だと言えます」。
キムは先月、クリスティン・ベルのポッドキャスト『We Are Supported By(原題)』に出演した際、「昔は人に好かれるかということを意識していました」と前置きした上で、カニエから受けた影響について次のように語っていた。
「カニエのような、人に好かれるという要素を全くもって意識せず、どう解釈されようと自分に忠実であれば良いと考えているような人と10年間一緒にいたからかもしれませんが、そのことは、自分らしくあることや、瞬間を生きるということについて私に最高の形で教えてくれました」。
クリエイターとして独自の路線を歩み続けているカニエとの結婚生活は、クリエイティブ面でキムに計り知れない影響を与えたよう。キムがメットガラでお披露目した覆面ルックからは、確かにカニエの存在感が感じられた。(フロントロウ編集部)