超絶ストレートヘア!?「リキッドヘア」に注目
人気セレブのキム・カーダシアンをはじめ、俳優のゼンデイヤやシンガーのデュア・リパなどがこぞって取り入れている「リキッドヘア（Liquid Hair）」とは、その名の通り、“リキッド（液体）”のようにストレートな髪に、濡れたような質感と程よいツヤを出した最新のスタイリング法のこと。
同じようなスタイリング法に「ウェットヘア」があるけれど、こちらはコテを使って巻いた髪にスタイリング剤をつけてしっとり感を出すのに対し、リキッドヘアは真っすぐな“ストレートヘア”に、さらにツヤをプラスするのがポイント。
とくに今年は、2000年代のファッションやカルチャー（Y2K）がZ世代を中心にリバイバルしていることもあり、サラサラとしたストレートヘアが再び注目を集めている。
リキッドヘアのスタイリング方法
米シカゴにあるヘアサロン「マックスイン」で活躍するヘアスタイリストのシェリー・アギーによると、トレンドの「リキッドヘア」をゲットするには、まず髪をストレートに仕上げなければならない。
きれいなストレートヘアをつくる方法としては、はじめにタオルドライした髪をドライヤーなどを使って根元から乾かす。このとき、あらかじめアウトバス用の「洗い流さないトリートメント」などをつけておくと、より髪のダメージを減らすことができるのでオススメ。
ある程度髪が乾いてきたら、今度は冷風をあててキューティクルを引き締める。シェリーによると、ブラシなどで髪を梳かしながら行なうとなお良いそう。あとは、ヘアアイロンで髪をプレスして真っすぐに整えていく。
髪が真っすぐになったら、今度は髪にツヤ感をプラスするスタイリング剤の出番。ウェットヘアの場合は、ヘアオイルやヘアバームなど使って濡れツヤ感を演出していたけれど、ストレートヘアに使うとべたっとしたオイリーな髪に見えてしまうためNG。
代わりにプロが使用しているのは「ヘアシャインスプレー」。髪の表面をコーティングしてツヤを与えるスプレータイプのスタイリング剤のことで、とくにイチオシなのが、英ブランド「カラーワオ（Color Wow）」の「ドリーム コート スーパーナチュラル スプレー（Dream Coat Supernatural Spray）」。使い勝手の良いツヤ出しヘアスプレーで、実際に数多くのセレブが、パフォーマンスやレッドカーペットなどの大舞台で愛用しているという。
ちなみに、元の髪がくせ毛や縮れ毛でどうしても髪が真っすぐにならないという場合は、縮毛矯正やケラチントリートメントを取り入れてみるのもアリ。ケラチントリートメントとは、一定の熱を加えながら髪の表面をケラチンでコーティングする施術のことで、指通りのよいサラサラな髪へと導いてくれる。
思わず触れたくなるような美しいなめらかさが特徴の「リキッドヘア」。ほかのスタイリング法に比べると非常に簡単ですぐに取り入れやすいので、いつも同じスタイリングでマンネリ気味という人は、ぜひトレンドのリキッドヘアを試してみては。（フロントロウ編集部）
