映画『シャン・チー/テン・リングスの伝説』で主人公のシャン・チーを演じる俳優のシム・リウは日本をはじめとするアジアのお菓子が大好き!シャン・チー役に決まったとき、かっぱえびせん風のお菓子を食べていたというエピソードも。(フロントロウ編集部)

シム・リウは日本のお菓子が大好き

 MCU初のアジア系ヒーローを主人公にした映画『シャン・チー/テン・リングスの伝説』で主演を務める中国系カナダ人俳優のシム・リウが、“これがないと生きていけないもの”を紹介する米GQの動画企画で、子供の頃から日本をはじめとするアジアのお菓子が大好物だと明かした。

 シムは、「学校にこういうお菓子を持っていくと、僕のようなアジア系の子供たちは、大抵、それが何なのか知らないほかの子たちにからかわれるんだ。だから今、僕はこれらのお菓子について知ってもらうためにここにいる」と言うと、好物のひとつとして、アメリカでも売っている江崎グリコのポッキーを紹介。

 ポッキーを食べながら、「レプリゼンテーション(※意味は解説記事を参照)は大事だ。スクリーン上の俳優だけじゃなない。お菓子や食べ物、文化といったありとあらゆることが当てはまる」と語ったシムは、続いて煎餅やさきいかに舌鼓を打つと、“かっぱえびせん風のお菓子”を手に取り、こんなエピソードを披露した。

 「じつはシャン・チー役に決まったという電話をもらったとき、このえび煎餅を食べていたんだ。夕方の6時半頃だったかな。ちょうど昼寝から目が覚めたばかりで、自分のデスクでえび煎餅を食べていた。そんなとき、(発信元が)カリフォルニア州バーバンクの知らない番号から電話がかかってきて、一瞬にして心臓がドキドキした。ディズニーのオフィスがバーバンクにあるのを知っていたからね。僕はそれがシャン・チー役に関する電話だと悟った」

画像: ©︎GQ/YouTube

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 シムの勘は見事的中。電話の主はマーベル・スタジオのケビン・ファイギ社長だったそうで、その電話でシャン・チー役に決まったことを告げられた。当時の心境について、シムは「自分の人生が永遠に変わることを実感した」と語っている。

 ちなみに、シムはお菓子のほかに、数年前に日本で大ブームになったタピオカドリンクを、「『シャン・チー/テン・リングスの伝説』のようにアジアを代表するドリンク」として紹介している。(フロントロウ編集部)

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