サブリナ・カーペンターが近しい人の死について語る
9月9日にシンガーとしての最新シングル「Skinny Dipping」をリリースしたサブリナ・カーペンター(22)が、同曲のリリースに際して米Teen Vogueのインタビューに応じて、2019年7月に20歳の若さで亡くなった友人の俳優キャメロン・ボイスの死について語った。
ディズニー・チャンネルの人気作品『ディセンダント』や『ジェシー!』などに出演して人気を集めたキャメロンは、2019年7月6日に持病のてんかんによる発作で亡くなっている。
サブリナは、新型コロナウイルス禍だった2020年4月に最愛の祖父も亡くしており、米Teen Vogueから身近な人の死を経験したことについて話を振られると、「誰かを失ったけど、いつの日か答えが見つかるかもしれないことを分かっているのと、誰かを失って、その答えは永遠に見つからないということを分かっているのには、違いがある」とした上で、次のように続けた。
「その瞬間に存在しているということ。それも、彼らの喪失を経験したことで私が学んだことの1つ。もしこの瞬間に自分が存在していなかったら、自分が失ってしまうもののことも分からないでしょ。今は、彼らとの思い出を大切にしてる。私にできることはそれだけだから。これから先の人生でも、彼らが私を変えてくれたということは、ずっと覚えてる」。
「今も乗り越えようとしているところ」とサブリナ
そうした身近な人の死にどう対処しているかについては、「みんな、そういうことにそれぞれの方法で対処していると思うけど、私が選んだ方法は、何があっても、私のことを気にかけてくれる人たちはいるということを忘れないという方法」とサブリナ。
しかしながら、気分も塞ぎがちになりやすくなった新型コロナウイルス禍では、これまでよりも対処が難しくなったとして、「私は過去にもうそういう経験をしたけど、誰もが(コロナ禍で)精神的に大変な思いをしている時にそういうことが起きるのは、辛いものがあるよね」と指摘した。
「一つも良い点がないし、私はただ殻に閉じこもって、泣くほかなかった。間違いなく、私は今も乗り越えようとしているところだと言える」と続けて語り、今もキャメロンや最愛の祖父を失った喪失感と折り合いをつけようとしているところだと明かした。(フロントロウ編集部)