『THE WIRE/ザ・ワイヤー』などの俳優、54歳で他界
ドラマ『THE WIRE/ザ・ワイヤー』や『ナイト・オブ・キリング 失われた記憶』のほか、映画『それでも夜は明ける』や『ゴーストバスターズ』などに出演してきた俳優のマイケル・K・ウィリアムズは、9月6日にニューヨーク・ブルックリンの自宅で死亡しているところが発見された。
マライア・キャリーやスパイク・リー、そしてビリー・ポーターをはじめとするセレブたちが追悼メッセージをSNSにアップし、ドラマ部門助演男優賞にノミネートされていたエミー賞授賞式では、プレゼンターのケリー・ワシントンが「彼について過去形で話すなんて」と、悲しみと共に追悼。
これまでマイケルの死因についてははっきりしていなかったが、先日ニューヨーク市検死官事務所がマイケルの死因について発表した。マイケルの死因はフェンタニル、p-フルオロフェンタニル、ヘロイン、コカインの複合作用による急性中毒。
生前マイケルは薬物依存症と闘っていたことを明かしており、過去にnj.comのインタビューで「結局、僕はこの茶番劇にうんざりしてしまった。僕のことをマイクとして知っている仲間は、誰も僕がハイになることを許さなかった。麻薬をやるためには逃げ出さなければならなかった。隠す必要があったんだ」と語っていた。(フロントロウ編集部)