ドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ』のスタンフォード役で知られるウィリー・ガーソンが亡くなったことをうけて、「まだ心の準備ができていない」と話していたキャリー役のサラ・ジェシカ・パーカーが、自身のインスタグラムを通じてウィリーを追悼した。(フロントロウ編集部)

サラ・ジェシカ・パーカーが親友の死にコメント

 ドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ』の主人公キャリー役でおなじみの俳優サラ・ジェシカ・パーカーが、同ドラマでキャリーの親友スタンフォードを演じた俳優のウィリー・ガーソンが亡くなったことをうけて、自身のインスタグラムを通じてウィリーとの思い出を振り返ると同時に別れの言葉を綴った。

 フロントロウでお伝えしたが、ほかのキャストよりもウィリーと過ごす時間が多かったサラは、すぐには彼の死を受け入れることができず、ミスター・ビッグ役のクリス・ノースのインスタグラムに「私はまだ心の準備ができていない」とコメントを残し、まだお悔やみの言葉を言う気になれないことを明かしていた。

 以下、サラのコメントの全訳。

 「耐えられません。沈黙が声明になるときもあります。決して容易ではありません。苦悩。そして、30年以上の友情を失ったことの大きさ。秘密の共有、冒険、プロフェッショナルな家族、真実、コンサート、ロードトリップ、食事、深夜の電話、子育てへの献身とそれに伴うすべての痛みと喜び、勝利、失望、恐怖、怒り、セットで過ごした年月(その大半がキャリーのアパート)、これらすべてが自分たちが築き上げた真の友情です。スタンフォードも、キャリーも、ウィリーも、サラ・ジェシカも、夜遅くまで笑っていました。ウィリー。あなたのすべてが恋しくなるでしょう。そして、私たちが最後に一緒に過ごした瞬間を再現するでしょう。あなたとの最後のメールのやりとりをすべて読み直し、最後の電話の内容をペンで書き留めます。あなたがいなくなったことでできた心の穴を、これらの素晴らしい思い出と、これから思い出すであろう私の記憶の奥深くにあるすべての思い出で埋めていきます。私の愛と深い哀悼の意を込めて、親愛なるネイサンにお悔やみ申し上げます。あなたはウィリーの人生の光であり、彼の最大の功績は、あなたのパパになったことだと思います。これは彼が私に残した最後の言葉です。『Great bangles all around』。イエス。ウィリー・ガーソン、あなたの幸福を祈ります。どうか安らかにお眠りください」

 ちなみに、ウィリーは現在制作中の続編『And Just Like That...(アンド・ジャスト・ライク・ザット…)』にも出演予定で、今年7月にサラとアンソニー役のマリオ・カントーネと一緒に撮影に臨む姿を目撃されていた。

画像: サラ・ジェシカ・パーカーが親友の死にコメント

 すでに撮影済みのシーンを含め、スタンフォードの不在に番組側がどういった対応が取るのかは現時点では明らかになっていない。(フロントロウ編集部)

This article is a sponsored article by
''.