NBAのスター選手として知られるレブロン・ジェームズが、最初は“半信半疑”だった新型コロナウイルスワクチンを最終的に接種したのは、「自分だけでなく家族や友人のためにもベストだと思ったから」だと明かした。(フロントロウ編集部)

レブロン・ジェームズが“ワクチン接種済み”と明かす

 NBAのロサンゼルス・レイカーズに所属するレブロン・ジェームズが、NBAの2021-22シーズンに向けた記者会見で新型コロナウイルスワクチンを接種したことを明かした。当初、レブロンはワクチン接種の有無を明かさない意向を示していた。

 レブロンは「自分のことしか言えない」としたうえで、最初は“半信半疑”だった新型コロナワクチンを最終的に接種した経緯について、「色々と調べた結果、自分のためだけでなく、家族や友人のためにもそれがベストだと思ったから」だと説明。

 また、NBAの選手や関係者のなかには、個人的な理由で接種をしないという選択をした人もいるが、レブロンは、接種するかどうか決めるのは個人であって、他者の行動を促すのは「自分の仕事ではない」ときっぱり。「これは個人の体の話だ。(これまでに議論されてきた)政治や人種差別、警察の横暴といった問題とは違う。人の体や健康について話しているんだ。だから、個人的には、みんなが自分の体や生活のために何をすべきかということに、自分が関与すべきではないと思っている」と述べた。

画像: レブロン・ジェームズが“ワクチン接種済み”と明かす

 ちなみに、まだ決定事項ではないが、NBAの感染防止規定によって、ワクチン接種を受けていない選手は“練習や試合の際に毎回検査を受けなければならない”、“ワクチン接種済みのチームメイトやスタッフと一緒に食事ができない”、“例外を除いて基本的に外出禁止”といった、厳しい行動制限が設けられる見通しとなっている。ただし、レブロンによると、レイカーズではワクチン接種に関してとくに何も言われていないそうで、「(ワクチン接種について)チームで話し合ったことは一度もない」と語った。(フロントロウ編集部)

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