スカイラー・グレイ feat. ポロG，モジー ＆ エミネム「Last One Standing」
2022年のNFLスーパーボウルのハーフタイムショーに出演することが発表されて話題になったラッパーのエミネムが、2018年公開の『ヴェノム』に続き、アメリカで10月1日に公開された続編『ヴェノム：レット・ゼア・ビー・カーネイジ（原題：Venom: Let There Be Carnage）』のサウンドトラックに新曲「Last One Standing」を提供した。
同曲には他に、ドクター・ドレーとの「I Need A Doctor」をはじめこれまでに何度もエミネムと共演してきたシンガーのスカイラー・グレイ、今年4月にリリースした「RAPSTER」が全米1位を獲得したポロG、米カリフォルニア州出身のラッパーであるモジーが参加。『ヴェノム：レット・ゼア・ビー・カーネイジ』は日本で2021年12月3日に公開される。
イヤーズ＆イヤーズ「Crave」
今年に入ってからフロントマンであるオリー・アレクサンダーのソロ・プロジェクトとなることが発表されたイヤーズ＆イヤーズが、1人体制となってからは初のアルバム『Night Call（ナイト・コール）』を2022年1月7日にリリースすることを発表。アルバムより新曲「Crave」が公開された。
オリーは「Crave」について次のようにコメントを寄せている。「この曲は、僕がずっと望んでいた、狂ったような性的エネルギーをいたずら心で宿したもの。これまで僕は、害のある恋愛関係に支配されてきたように感じていたんだけど、それを覆すことができたら楽しいだろうなと思ったんだ」。
アシュニコ「Panic Attacks In Paradise」
今年1月にデビューミックステープ『デミデビル（DEMIDEVIL）』をリリースしたアシュニコが、「Panic Attacks in Paradise」と「Maggots」の2曲のニューシングルを同時にリリース。
そのうちの1曲「Panic Attacks in Paradise」について、アシュニコは次のように説明している。「私が以前の自分に対して思っていたことについて歌っているの。当時私は全てが順調で、健康で、キャリアもうまくいっていて。比喩的な『パラダイス』にいたはずなのに、残念ながら私の脳内は別の計画を持っていて、私は我慢できないほど苦しんでいた。その気持ちがどこから来ているのかもわからなかった。そのうち自分の傷に執着して、その傷を狂犬病のように持ち歩き、接する人に噛み付かせていたの」。
レミ・ウルフ「Anthony Kiedis」
「Hello Hello Hello (Polo & Pan Remix)」がApple社のiPhone12のCMに起用されたことでも注目を集めた、米カリフォルニア州出身の現在25歳のシンガーソングライターであるレミ・ウルフが、レッド・ホット・チリ・ペッパーズのフロントマンの名前をそのままタイトルにつけた新曲「Anthony Kiedis」をリリース。この曲は、10月15日にリリースされるデビューアルバム『Juno（ジュノ）』に収録される楽曲となっている。
カリ・ウチス feat. シザ「fue mejor」
タイラー・ザ・クリエイターらとのコラボで知られる、コロンビア生まれL.A.育ちのシンガーであるカリ・ウチスが、2020年11月リリースのアルバム『Sin Miedo (del Amor y Otros Demonios)（原題）』に収録されていた「fue mejor」に、シザが参加した新バージョンをリリース。ちなみに、シザはこの曲で初めてスペイン語での歌唱を披露している。
今週のプレイリスト
今週は他に、エルトン・ジョンが10月22日にリリースするニューアルバム『ロックダウン・セッションズ』より、スティーヴィー・ワンダーが参加した「Finish Line」、映画監督のJ・J・エイブラムスを父に持つシンガーソングライターであるグレイシー・エイブラムスの新曲「Feels Like」、ディズニー＆ピクサーによるアニメ映画『ソウルフル・ワールド』の劇中歌やエンドソングを担当したジョン・バティステが、トリー・ケリーをコラボレータに迎えた新曲「SING」をピックアップ。
加えて、アフロジャックが、パワーハウス・デュオであるルーカス＆スティーブと、レイチェル兄弟からなるダブヴィジョンとコラボした新曲「Anywhere With You」、ジェレミー・ザッカーがリリースしたセカンドアルバム『Crusher（クラッシャー）』より「Deep end」を選出した。
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（フロントロウ編集部）
