映画『フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法』のショーン・ベイカー監督による最新映画『レッド・ロケット(Red Rocket)』の予告編が公開された。(フロントロウ編集部)

ショーン・ベイカー監督、故郷に戻ったポルノ俳優の悲哀を描く

 映画『タンジェリン』や『フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法』など、哀愁に満ちた人間ドラマを得意とする鬼才、ショーン・ベイカー監督による最新作『レッド・ロケット(Red Rocket)』の予告編が公開された。

 A24配給となる本作は、主人公マイキーが、テキサス州にある故郷の田舎町に帰るところから始まる。しかしマイキーは、別居中だった妻レクシーをはじめ、誰からも歓迎されていない様子。アダルト業界で17年間のキャリアを積んだ彼は心機一転新しい仕事を探そうと奮闘するなか、ストロベリーという少女と関係を深めていくが…。

 主人公のマイキーを演じるのは、映画『最'狂'絶叫計画』のサイモン・レックス。サイモンは18歳でモデルとしてキャリアをスタートさせる以前には、ゲイ・ポルノビデオに出演していた経験も持つ。他には、『シャッター・アイランド』のブリー・エルロッドや、新人のスザンナ・サンなどがキャストに名を連ねている。

画像: A24

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 7月のカンヌ国際映画祭でプレミア公開された本作は、批評家から高評価を得ており、米批評サイトRotten Tomatoesでは94%のスコアを獲得している。

 映画『レッド・ロケット(Red Rocket)』は12月に全米公開。日本での公開は未定。(フロントロウ編集部)

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