『イカゲーム』のおじいさん
韓国発のNetflixドラマ『イカゲーム』が、世界中で爆発的大ヒット! このままの人気が続けばNetflix史上最大のヒット作になる可能性もあると、同社の共同CEOであるテッド・サランドス氏も認めており、韓国のエンタメ業界が世界にそのセンスを見せつけている。
そんな本作では、ソン・ギフンやチョ・サンウ、イ・ジョンジェ、パク・ヘスといった人気俳優が共演しているが、そのなかでも存在感を放ったのは、ベテラン俳優のオ・ヨンス。
賞金456億ウォン(約43億円)をかけたデスゲームは、勝つか死ぬか。しかし、命をかけた殺人ゲームを笑顔で楽しむ、主人公ソン・ギフンとの交流などでも視聴者の心をつかんだのが、番号001であるおじいさん、オ・イルナムであり、そんなおじいさんを演じたのがヨンスだ。
そんなイルナムが、劇中で口にした印象的な言葉の1つが、「カンブ」。そのことがきっかけとなり、ヨンスを韓国の人気チェーンレストランであるカンブチキンの広告塔にしてほしいという声がファンの間で高まっていた。そしてそれはもちろん、カンブチキン側にも耳に入っていたよう。
韓国のJoongAng Dailyが報じたところによると、カンブチキンはすでにヨンスにコンタクトを取っていた。しかしヨンス側が、オファーを断っていたという。ヨンスがカンブチキンに伝えた理由とは…?
「俳優としていたい」
自分はあくまで俳優。そんな理由から、人気レストランからのオファーを断ったヨンス。ベテラン俳優としてのプライドが感じられる逸話となった。
(フロントロウ編集部)