アメリカのコストコでこれからの季節に欠かせない「超定番商品」が今年は姿を消すかもしれない!?(フロントロウ編集部)

コストコからクリスマスシーズンの“主役”が姿を消す!?

 アメリカのコストコからクリスマスシーズンの“主役”が姿を消す可能性があるという。プレゼントやご馳走もクリスマスの楽しみのひとつだが、やはりクリスマスに欠かせないものといえばツリー。

 アメリカでは人工のクリスマスツリーではなく本物のクリスマスツリーを自宅に飾る人も多く、毎年、ホリデーシーズンになると、コストコなどの大型スーパーマーケットやホームセンターなどでもみの木の生木が販売される。

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 しかし、今年は数ヵ月にわたる干ばつと世界的なサプライチェーンの不足によって、コストコをはじめとする小売店はもみの木の生木の販売数を減らす、もしくは店舗によって販売中止を余儀なくされるかもしれないと米FOX Newsは伝えている。

 米クリスマスツリー協会によると、もみの木の生木は業界全体で不足しているそうで、FOX Newsの取材に対し、「コストコをはじめとするすべての小売店は、今シーズンのツリー供給量の減少による影響を受けることになるでしょう。生木と人工樹木の両方を販売しているほとんどの小売店は、例年に比べて供給量が限られるものの、引き続き販売を継続するものと思われます」と述べている。

 供給量の減少は、太平洋岸北西部および中西部における異常気象や、新型コロナウイルスのパンデミックによるサプライチェーンの混雑が原因と考えられるそうで、危機に瀕しているのは本物のツリーだけではなく、人工のツリーもパンデミック後の景気回復による世界的な供給不足の中で、困難に直面している。そのため、クリスマスツリー協会は品不足の影響を避けるために、今年はクリスマスツリーを早めに手に入れるよう消費者に呼びかけている。(フロントロウ編集部)

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