アデルがエド・シーランについてコメント
2015年にリリースした前作『25』以来となる待望の新曲「Easy On Me」を10月15日にリリースして、ついに音楽シーンに帰ってきたアデル(33)。
11月19日には、同曲も収録されるニューアルバム『30』をリリースすることも決定しているアデルだが、同日にはブルーノ・マーズとアンダーソン・パークによるシルク・ソニックのファーストアルバム『An Evening With Silk Sonic(アン・イヴニング・ウィズ・シルク・ソニック)』のリリースが控えていたり、その前の週にはテイラー・スウィフトの再録アルバム『Red (Taylor’s Version)』のリリースが控えていたりするなど、多くの注目アーティストが同時期に待望のアルバムを続々とリリースすることでも話題になっている。
そして、リリース日こそ被ってはいないものの、10月29日には、エド・シーランの活動休止期間兼育休明け初となるアルバム『=(イコールズ)』のリリースも控えており、アデルとエドという、イギリスを代表する2人のシンガーが同時期に新作をリリースするということで、こちらも注目を集めている。
大物同士が同時期に新作をリリースするとなれば、気になるのはチャートなどセールス面で誰に軍配が上がるかだが、アデルは少なくとも、自身の作品よりも3週間前にリリースされるエドの新作と争うことは心配していないよう。
先日、新曲のプロモーションのために英Heart Radioの番組に出演したアデルはそのなかで、司会からエドの新作とリリース時期が近いことについて話を向けられると、「(11月)19日にリリースするの?」と司会に確認。
「いや、19日ではないよ。焦らないで!」と司会から制されると、「私はパニックになっていないよ!」と大笑いしながらリアクション。「焦るのは彼のほうだよ」とジョーク交じりに語り、エドをイジった。
アデルのカムバックは音楽シーンで早速大きな話題となっており、「Easy On Me」は、リリースされた10月15日、Spotifyにおいて1日に史上最も再生された楽曲の記録を更新している。そんなアデルとリリース時期が被るとなれば、他のアーティストたちにとっては脅威と言えそうだが、「焦るのは彼のほう」と言われてしまったエドは果たしてどう思っているのだろうか。(フロントロウ編集部)