『DUNE/デューン 砂の惑星』でダンカン・アイダホを演じたジェイソン・モモアには、2人の子供のためにこなしたシーンがあるという。(フロントロウ編集部)

ジェイソン・モモア、子供たちと一緒に映画鑑賞

 現在公開中の映画『DUNE/デューン 砂の惑星』は、映画『ブレードランナー 2049』や『メッセージ』のドゥニ・ヴィルヌーヴ監督による圧巻の映像のなかで、若手トップ俳優のティモシー・シャラメゼンデイヤ、さらにレベッカ・ファーガソンやジョシュ・ブローリン、ハビエル・バルデムといった豪華俳優陣が共演を見せたことで話題となっている。

 そして本作には、ジェイソン・モモアも出演。ティモシーが演じる主人公ポールが慕う戦士ダンカン・アイダホを演じており、劇中での存在感は抜群。

 そんなジェイソンは、プライベートでは妻で俳優のリサ・ボネットとともに2人の子供を育てる父親。映画の公開前に、すでに3回映画を見に行っていたというジェイソンは、子供たちも連れていったという。

画像: ジェイソン・モモア、子供たちと一緒に映画鑑賞

ジェイソンが『DUNE』を子供たちと一緒に見た理由

 ジェイソンは、自身の出演作であるドラマ『ベイウォッチ』や『ゲーム・オブ・スローンズ』は子供たちが見てはいけないという禁止令を出しているが、本作は許可。ストーリーラインが壮大で、比較的大人向けである本作を見せたのは、ある思いからだったと米Colliderのインタビューで明かした。

 「2回目は子供たちと行ったんだ。本気でクレイジーだった。2人をここまで大人向けの映画に連れて行ったことはなかったからね。でも映画のなかで息子のためにしたことも多かったから、(子供を連れていくことは)重要だった。
 ティモシー相手に自分がやっていることとか、例えば(息子はフィリピン武術の)カリを習っているから、映画にそれを取り入れた。子供たちのための瞬間が多くあるから、それを見せたかった。でも緊張したよ。映画の(大人向けの)内容を考えると、子供たちがそういうのを見るのは初めてだから『あ~あ。神様』ってなった。でも同時に、彼らに見て欲しかった。今では娘のお気に入りの映画になってて、2人とも『DUNE』が100%好きだよ」

 本作で戦士を演じたジェイソンは、多くのアクションをこなしている。そういったシーンは、子供たちの存在も意識して撮影していたよう。

 ちなみに、ジェイソンは『ゲーム・オブ・スローンズ』最終回放送日の翌日にも『DUNE/デューン 砂の惑星』のアクションシーンの撮影を行なっており、そのシーンでの戦いは、『ゲーム・オブ・スローンズ』で彼が演じたカール・ドロゴの妻であり、エミリア・クラークが演じたカリーシに捧げると話していた。

(フロントロウ編集部)

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