大ヒット・コメディ映画『ハングオーバー』シリーズのアラン役などで知られるザック・ガリフィアナキスが、2人の子供たちに自分が俳優であることを伝えていないことを明かした。(フロントロウ編集部)

ザック・ガリフィアナキス、子供たちは『ハングオーバー』シリーズへの出演を知らない

 トッド・フィリップス監督が2009年から2013年にかけて手がけた三部作『ハングオーバー』シリーズといえば、記憶をなくすほどお酒を飲んだ友人グループが、翌朝に二日酔いの状態で目を覚ました後の騒動を描いた大ヒット・コメディシリーズ。

 『アリー/スター誕生』(2018年)の俳優ブラッドリー・クーパー(46)がブレイクするきっかけとなった作品としても知られるこのシリーズだが、シリーズを通じて騒動の火種を起こし続けてきたアランを演じた、ザック・ガリフィアナキス(52)のコミカルな演技が強く印象に残っているファンも多いはず。

画像: ザック・ガリフィアナキス、子供たちは『ハングオーバー』シリーズへの出演を知らない

 プライベートではカナダ出身の実業家であるクイン・ランドバーグと2012年に結婚し、現在は7歳と4歳の2人の子供を育てているザック。『ハングオーバー』シリーズがR指定作品ということもあり、年齢を考えれば当然のことかもしれないが、2人の子供たちはまだ父親の代表作であるこのシリーズを観たことがないそう。

子供たちには俳優であることを伝えていないとザック・ガリフィアナキス

 ザックは米現地時間10月19日、ロサンゼルスのエル・キャピタン・シアターにて開催された、自身がメインキャラクターであるロンの声優を務めているアニメ映画『ロン 僕のポンコツ・ボット』のワールドプレミアに出席。レッドカーペットで米ETによる取材に応じて、2人の子供たちについて語った。

画像: 子供たちには俳優であることを伝えていないとザック・ガリフィアナキス

 ザックによれば、子供たちにも『ロン 僕のポンコツ・ボット』は観せるつもりだと言うが、『ハングオーバー』シリーズを観せるつもりは当分ないそうで、「子供たちが(僕が『ハングオーバー』に出ていた事実を)知ることは絶対にないだろうね」と米ETに語っている。

 たとえ子供たちから問い詰められたとしても、「僕はただ否定するだろうね。『何の話だ? 父さんは、あの映画と関係ない』ってね」とした上で、その理由については「純粋さをできる限り守ってやりたいからね。2人はまだ子供なんだ」と説明。ザックは笑いながら次のように続けた。「昔はよく、『子供たちが『ハングオーバー』のファンなんです!』って僕に言ってくる人がいたんだけどさ、僕としては『ヒドい親だな!』って感じだったよ」。

 「あの映画を観るには、もうちょっと大人にならないとね」と子供たちについて語ったザック。幼いうちは自分の出演作を観せないようにするためか、子供たちには自分が俳優であることも伝えていないそうで、米ETに次のように明かした。

 「子供たちは、僕がどこかで図書館員をやっていると思っているんだ。彼らは(俳優であることを)知りもしないんだよ。僕がどこかで、図書館員のアシスタントをやってると思ってる」

 そんなザックでも子供たちに観せたいと語った映画『ロン 僕のポンコツ・ボット』は、10月22日より全国で上映中。(フロントロウ編集部)

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