NG1.濡れた状態のまま髪をとかす
お風呂から上がった後、ドライヤーで髪を乾かす前に、ヘアブラシで髪をとかすという人も多いと思うけれど、ヘアブラシの種類やブラッシングのやり方によっては髪を傷めてしまう場合も。
ニューヨークを拠点とする毛髪学者でトップヘアスタイリストのシャブ・レスランは「髪をブラッシングする際に覚えておくべき最も重要なことは、(髪は)濡れた状態が、最も傷つきやすく敏感な状態だということ」と米Byrdieでコメント。
濡れた状態でないと髪の絡まりが解消しにくい「カーリーヘア」の場合を除いて、基本的にはお風呂に入る「前」にブラッシングするのがオススメなのだとか。どうしても髪をとかしたい場合は、目が粗いブラシを使ってやさしく丁寧に行なってみて。
NG2.ヘアケア剤をつけずに髪を乾かす
お風呂上がりにヘアケア剤を手に取る人も多いはず。しかし、1点だけ気をつけたいのは「使用するタイミング」。たいていの場合、ドライヤーで髪が乾いてから、ヘアオイルや洗い流さないトリートメントなどのアウトバス製品を使用することが多いけれど、シャブいわく、ヘアケア剤はタオルドライした「後」、まだ髪が少し湿った状態のときに使用するのがベスト。
なにもつけずにドライヤーをかけてしまうと、熱がダイレクトに伝わってしまうため、あらかじめヘアオイルや洗い流さないトリートメントなどで髪の表面を保護しておくことで、ダメージを最小限に抑えることができるのだとか。
NG3.生乾きのままヘアアレンジする
朝の忙しいシャワータイム。ドライヤーでしっかり髪を乾かす時間がないからと、まだ生乾きの状態でヘアアレンジしたり、コテで髪を巻いたりする人もいると思うけれど、じつはこれもNG。
マサチューセッツ州のヘアサロンSalon Eva Michelleに所属するヘアスタイリストのクリステル・ハンセンは「濡れた状態のままストレートアイロンをかけたり、コテでカールしたりするのは絶対にやめて」と米Bustleで忠告。「髪が熱でチリチリになって、ダメージを受けたくすんだ髪になるだけ」と話し、スタイリングやヘアアレンジをする場合は、完全に髪が乾いてからをするようアドバイスした。
健康的にで美しい髪に導くお風呂上がりのヘアケア。やり方次第では逆効果になる恐れもあるため、ぜひプロの意見を参考に日ごろのヘアケアを見直してみて。(フロントロウ編集部)