ゼインがジジ母に暴力を振るったと報じられる
ワン・ダイレクションの元メンバーでシンガーのゼイン・マリクが、パートナーでモデルのジジ・ハディッドの母ヨランダ・ハディッドに対して“暴力を振るった”と米TMZほか複数のメディアが報じている。
暴行のきっかけや詳細は明らかになっていないが、関係者がTMZに語った話によると、ゼインとヨランダのあいだにトラブルがあったのは先週のことで、ヨランダはゼインに「暴力を振るわれた」と主張しており、警察に被害届を出すことを真剣に検討しているという。
ジジは家族ととても仲が良いことで知られており、ゼインとのあいだに娘のカイが誕生したあとも、娘を連れてヨランダや妹で同じくモデルのベラ・ハディッドと一緒に外出するところを度々目撃されている。
ゼインもジジの家族に溶け込んでいて、家族といるときのゼインの様子ついてジジは、「最初は『なんて言葉を交わせばいいんだろう?』って感じだったけど、今はすっかりなじんでるし、自分の意見を言うこともある。家族の問題で板挟みになってるとき、彼は大体いつも私の母の味方につくの。なかなか賢い選択だよね」と、今年7月に表紙を飾った米Harper's Bazaarのインタビューで語っていた。
ゼインが報道内容を否定する声明を発表
そんななか、ゼインが自身のツイッターに長文のメッセージを投稿し、自らの口で今回の騒動について説明した。
— zayn (@zaynmalik) October 28, 2021
以下、ゼインの声明の全訳。
「ご存じのように、私はプライバシーを大切にしており、娘の成長のために安全でプライベートな空間、つまり家族の個人的な問題について、世間の人たちが詮索したり批判したりできない空間を作りたいと強く思っています。娘のためにその空間を守るためにも、数週間前、パートナーの留守中に家に入ってきたパートナーの家族との口論から生じた問題について、口外しないことに同意しました。これがプライベートな問題であることはこの先も変わりませんが、今のところ分裂が生じています。私は娘にふさわしい方法で共同養育ができるよう、平和な家庭環境を取り戻す努力をしていますが、このことが報道機関にリークされてしまいました。厳しい言葉が飛び交いましたが、この件に関わる人たちが癒されることを期待を込めて願っています。そしてなにより私はカイを守り、彼女に必要なプライバシーを与えることが最も重要だと考えています」
また、これとは別にゼインはTMZを通じて、「私はヨランダ・ハディッドを殴ったことを断固として否定し、娘のためにもこれ以上の詳細を話すことを拒否します。ヨランダが虚偽の主張を再考し、プライベートで家族の問題を解決する方向に向かうことを願っています」と、報道内容を否定する声明を出している。
対するヨランダとジジは沈黙を貫いているが、ジジの代理人が「ジジはカイのために最善を尽くすことだけに集中しています。彼女はプライバシーを守ってほしいと言っています」と彼女の思いを代弁している。
ジジとゼインが破局していたことが明らかに
ちなみに、今回の騒動がきっかけでジジとゼインが破局していたことが明らかに。最初に暴力沙汰について報じたTMZは破局してから少なくとも1ヵ月は経過していると伝えており、米Peopleは「彼らは今、パートナー関係を解消しています。でも、良い親であろうと努めています。今は共同で子育てをしていて、ヨランダはジジを守ろうと必死です。彼女は娘と孫のために最善を尽くしたいと思っています」という関係者からの証言を入手している。
米Entertainment Tonightによると、2人が別れたのはヨランダとのいざこざが起きるよりも前のことで、娘のためになんとか関係を修復しようとしていたがうまくいかず、距離を置くことにしたという。これまでに幾度となく破局と復縁を繰り返してきたジジとゼインだが、果たして今回はどうなるのだろうか。(フロントロウ編集部)
※当初この記事ではゼインのTMZに対する声明内の"striking"という言葉を「暴力を振るった」と訳していましたが、より適切な「殴った」という言葉に訂正しました。