歯を白く見せる口紅の色は「クールトーン」
一般的に「歯」というものは、たとえ健康的な人であっても「真っ白」ではなく、少々黄みがかっているもの。そのため、少し黄色みのあるリップカラーを選ぶと、歯もくすんで見えてしまうことがあるそう。
ニューヨーク市を拠点に活動するセレブメイクアップアーティストのミンミン・マは「(歯を白く見せたいなら)リップカラーは青みのある、もしくはクールトーンのものを選ぶのが良いね。歯を白く見せるのに役立つ」と米Healthでコメント。
リップの色味については、基本的には暖かみのある「ウォームトーン」もしくは「黄みのあるもの」さえ避ければ、レッドやピンク系、ベージュ系でも問題はないそう。一方で、「赤リップ」や「ダークカラーリップ」など、歯とリップの「コントラスト」がはっきりしたリップカラーのほうが、歯は白く見える傾向にあるとも付け加えた。
とはいえ、数あるリップカラーの中から適切なカラーを選ぶのはなかなか難しいもの。そこで、今回は歯を白く見せるために、実際にメイクのプロが愛用しているという「リップカラー」を2つご紹介。
プロがおすすめするリップカラー2選
1つめのアイテムは、シンガーのリアーナが手がけるコスメブランド、フェンティ・ビューティーの「ストゥーナ リップティント(色:アンセンサード)」。どんな肌色にも似合うように開発された万能レッドカラーで、ほんのり青みがかっているのが特徴。歯を白く見せてくれるだけでなく、初めて赤リップを試してみたいという人にもオススメとのこと。
2つめのアイテムは、パルファン・クリスチャン・ディオールの「アディクト リップ グロウ(色: 006 ベリー)」。自然由来成分を配合したリップバームで、しっとりと保湿しながらナチュラルな血色感で唇をほんのりと彩ってくれる。なかでも「006 ベリー」は、ブルーとパープルの色味が含まれているため、さりげなく歯を白く見せたい人にピッタリの色だとミンミンは言う。
歯に自信が持てると、それだけでよりリップメイクが楽しくなるもの。日ごろからしっかり歯のメンテナンスをするのはもちろんのこと、メイクの力も借りて歯をより白く見せてみて。(フロントロウ編集部)