メイクのプロが勧めるクッションファンデのテクニック
ここ数年で一気に人気が高まっている、クッションファンデーション。最近はとくにマスクによってメイクが崩れやすいため、手軽に持ち運べてさっと塗り直せるクッションファンデが評価され、リキッドやパウダーといった王道のファンデから乗り換える人が続出。
そんなクッションファンデの塗り方といえば、付属のパフを使って塗るのが定番。でもメイクのプロによると、ほかにもたくさんの塗り方があるという。仕上がりが変わるクッションファンデの3つの塗り方を、セレブ御用達のメイクアップアーティストがレクチャー。
付属のパフで塗る:自然なツヤ肌を演出
クッションファンデに付属しているパフを使った定番の塗り方でつくれるのは、ナチュラルなツヤ肌。
モデルのケンダル・ジェンナーやベラ・ハディッドなどセレブからの指名が絶えないメイクアップアーティストのメアリー・フィリップスは、「クッションファンデは、パフでぽんぽんと優しく叩くように塗ると、自然な輝きのある仕上がりになるよ」と米Byrdieで説明。厚塗り感が出るのが苦手な人やすっぴん風のナチュラルメイクにしたい人には、この塗り方がぴったりだという。
指で塗る:ムラなく肌になじむ
指を使ってクッションファンデを塗る方法は、ムラになるのを防げるのだとか。このテクニックを勧めるのは、俳優のフローレンス・ピューやモデルのアイリス・ロウなどをクライアントに持つメイクアップアーティストのヴァレリア・フェレイラ。
ヴァレリアは、「クッションファンデは指で塗るのが好き。手が持つ体温でファンデが温まって、ムラができにくくなるから」と米Who what wearで説明。ファンデの液体が温まることで肌に溶け込みやすくなり、しっかりなじませられるそう。
小さなブラシで仕上げる:カバー力がアップ
俳優のシャロン・ストーンやモデルのメドウ・ウォーカーなどのメイクを手掛けるメイクアップアーティストのダフネ・シャンテルは、最後の仕上げに小さめのブラシを使ってなじませるテクニックをオススメ。顔全体にクッションファンデを広げてからブラシをくるくると動かしてブレンドすると、カバー力がアップするのだという。
さらにこのテクニックは小鼻などの細かい部分もキレイに塗れるため、パーフェクトなシームレス肌になるというメリットも。しっかりカバーしたいときや、とことんなめらかな仕上がりを目指したいときにはこのテクニックが役立ちそう。
クッションファンデを使っているという人は、ぜひ塗り方を変えて違いを比べてみて。(フロントロウ編集部)