※この記事には、『ウォーキング・デッド』シーズン11第1話と第2話のネタバレが含まれます。
『TWD』ニーガンとマギー、深まる対立
ついに最終章となるシーズン11の配信が開始され、終わりに向けて物語が加速するドラマ『ウォーキング・デッド』。
10年以上の歴史のなかでも極悪のキャラであり、一方で高い人気も誇るニーガンがふたたび黒い一面を見せたことで、因縁のマギーとの関係が緊張感を増している。とくに最終章の第1話でマギーがニーガンに助けを求めたこと、そしてニーガンがマギーを見捨てた瞬間は、多くの視聴者も悲鳴を上げた。
第2話ではマギーが死んでいないことが分かり、その点では安堵が漏れたが、ふたたびニーガンが悪の顔を見せたことは衝撃。今後の物語、はたまた最終回にまで注目が集まるが、まずはあのシーンで、マギーを演じたローレン・コーハンはどのような感情を抱いていたのだろうか。米EWにローレンがぶちまけた思いには、納得。
「ただ彼を殺したかった。彼を殺したかった。マギーが彼を撃って欲しかった。私はそうして欲しくて、彼女もそうしたくて、でもそうしなかったという事実がある。だから私は、分かった、マギーはその獣のような怒りを乗り越える希望を保っている、と思ってる」
さらにローレンは、「自分が今マギーなのかローレンなのか分からない」とまでコメントし、心がマギーとシンクロしている様子。そして続けて、「もし彼を殺したら、その一線を越えてしまったら、もう戻れない」とし、愛する人を殺された経験を複数回持つマギーだからこその、心のなかの葛藤を語った。
ニーガンに対するダリルの反応は?
また、この出来事の前には、ニーガンがマギーの目の前でグレンの名前を持ち出し、ダリルがニーガンを殴ってその場を収めたが、ニーガンがマギーを見捨てた時にはダリルはいなかった。もしこのニーガンの行動をダリルが目撃していたら、何が起こっていただろうか?ダリル役のノーマン・リーダスは米EWのインタビューで、シンプルにこう予想した。
「彼の喉を切り裂くだろうね。余裕で彼は死ぬだろう」
極悪人の嫌われ者という立ち位置ではなくなっていたニーガン。しかし最終章の初回から彼が見せた態度について、ローレンはニーガンをもはや哀れんだと話してもいたが、視聴者の心はどう動かされるだろうか。
ハラハラさせられるのも、これが最後。『ウォーキング・デッド』はディズニープラスのスターで配信中。
(フロントロウ編集部)