MCU映画『エターナルズ』がついに公開。エターナルズの一人であるキンゴ役を務めたクメイル・ナンジアニの演技に対する探求心が深すぎる。(フロントロウ編集部)

※この記事には、映画『エターナルズ』のネタバレが含まれます。

『エターナルズ』キンゴ役クメイル・ナンジアニ

 2021年11月5日に劇場公開となったMCU映画『エターナルズ』に出演しているクメイル・ナンジアニが、演技の参考にした俳優を明かした。

画像: 『エターナルズ』キンゴ役クメイル・ナンジアニ

 クメイルは、映画『ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ』や、ドラマ『トワイライト・ゾーン』などで知られるパキスタン系アメリカ人俳優。公開前には、MCUのスーパーヒーローを演じるにあたって肉体改造をしすぎたせいで、ポルノサイトのトップページに掲載されてしまったことで話題となった。

 『エターナルズ』でクメイルは、7000年以上人類を見守り、地球で密かに暮らしているはずの宇宙種族「エターナルズ」でありながら、現代のインドにおいてボリウッドスターとして名声を得ているキンゴ役を務めた。

“ボリウッドで活躍するスーパーヒーロー”、演技への探求心が深すぎる

 米Hemispheresのインタビューに答えたクメイルは、自分自身ボリウッド映画を見て育ったため、ボリウッド映画の大ファンだとコメント。特に好きな俳優は、映画『WAR ウォー!!』や『クリッシュ』などで知られるリティク・ローシャンだと語った。

画像: リティク・ローシャン

リティク・ローシャン

 そんな彼はボリウッドスターのキンゴ役を演じるために、まずボリウッド俳優たちのインタビューを読み漁って理解を深めたという。さらに、1930年代にハリウッドで活躍した俳優のエロール・フリンの作品や冒険活劇を数多く鑑賞し、アクションの演技を追及。

 そして現代のハリウッドで演技の参考にした俳優としては、ロバート・レッドフォードやポール・ニューマン、トム・クルーズ、ウィル・スミス、デンゼル・ワシントンといった名優たちを挙げ、「彼らが映画スターである理由を探った」そう。

画像: “ボリウッドで活躍するスーパーヒーロー”、演技への探求心が深すぎる

 「肉体改造をしすぎた」件からも分かる通り、クメイルは熱心な研究者タイプのよう。自身が演じるボリウッド俳優だけでなく、古今東西の映画を観察し、現代の大御所俳優までしっかりとチェックして演技に臨む姿勢が素晴らしい。

 そんなクメイルがスーパーヒーローのキンゴを演じる『エターナルズ』は、現在全国の劇場で公開中。(フロントロウ編集部)

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