11月12日にそれぞれアルバムをリリースしたシルク・ソニックとテイラー・スウィフト
今月は音楽業界の多くの大物たちがアルバムをリリースする月であることは既にフロントロウでお伝えしていたが、11月12日には、ブルーノ・マーズとアンダーソン・パークによる注目のユニット、シルク・ソニックが待望のデビューアルバム『アン・イヴニング・ウィズ・シルク・ソニック』をリリースしたほか、テイラー・スウィフトが再録アルバムの第2弾となる『レッド(テイラーズ・ヴァージョン)』をリリースした。
シルク・ソニックとテイラーという大物2組が同じ日に注目作をリリースしたということで、気になるのはチャート上ではどちらに軍配が上がるかということだが、こちらは『レッド(テイラーズ・ヴァージョン)』に軍配が上がったよう。
米Billboardの全米アルバムチャートの正式な発表は来週まで待たなければいけないが、プレビューの時点では、『レッド(テイラーズ・ヴァージョン)』が全米1位、『アン・イヴニング・ウィズ・シルク・ソニック』が2位にランクインすると見込まれている。
アンダーソン・パークがテイラー・スウィフトに逆オファー
これに不満を感じたのが、シルク・ソニックのアンダーソン・パーク。全米アルバムチャートのプレビューのスクリーンショットをツイッターに投稿した彼は、「どうやら僕は間違ったポップスターと組んでしまったようだ!」と嘆き節。
ブルーノと組んだことを後悔しているとジョークを飛ばした上で、「ねえテイラー、電話番号は変わってない? 『1989』でヘルプが必要なら言ってくれ。僕は空いてるからさ!」とツイートして、次に『1989(テイラーズ・バージョン)』をレコーディングする時には手伝わせてほしいと彼女に逆オファーした。
Looks like I linked up with the wrong pop star! Hey @taylorswift13 is your number still the same!? Lmk if you need help with 1989, I’m available! #ShakeItOff pic.twitter.com/KoG4PRNP6Q
— lil Hercules (@AndersonPaak) November 17, 2021
ジョークとはいえ、“組む相手を間違えた”とまで言われてしまったブルーノは、アンダーソンのツイートを受けて「それは僕への裏切りだな」と不満を露わに。
� It’s The betrayal for me. https://t.co/Uq3tsDgFHh
— Bruno Mars (@BrunoMars) November 17, 2021
しかしながら、これもあくまでジョークなようで、ブルーノはテイラーの『1989』のアートワークにアンダーソンを合成した画像を投稿して、自虐混じりに逆にアンダーソンをイジった。
— Bruno Mars (@BrunoMars) November 17, 2021
ちなみに、アンダーソンがブルーノへの“裏切り”を試みたのは今回が初めてではなく、シルク・ソニックを結成した当初にグラミー賞に出演させてほしいと逆オファーした際にも、BTS に「ドラマーを必要としてる?」と尋ね、ブルーノを差し置いて1人でも出演できる方法を模索していた。(フロントロウ編集部)