マシュー・マコノヒーが州知事選への「不出馬」を表明
映画『ダラス・バイヤーズクラブ』でアカデミー主演男優賞を受賞するなど、俳優として輝かしい経歴を持つマシュー・マコノヒーが、以前からウワサされていた2022年のテキサス州知事選に“出馬しない”ことを自身のSNSにアップした動画を通じて明らかにした。
「テキサス州の小さな町ウバルデで生まれた素朴な子供だった私が、政治的リーダーへの道を検討することになるなんて思いもしませんでした。それは謙虚で刺激的な熟考の道です。そして今の私が選ばない道でもあります」
— Matthew McConaughey (@McConaughey) November 29, 2021
マシューが政界進出に興味を持っているのは事実で、州知事選への立候補を表明する期限である現地時間12月13日を目前にして応じた米The Hollywood Reporterのインタビューでも、「これは20年前から考えていたことで、やりたいことはわかっている。自分の答えに固執してるのかって?そんなことはない。これは私にとってリーダーシップを発揮するための新たな任務で、それが何であるのか、自分に何をもたらすのか、学んだり調べたりすることに熱心に取り組んできた」と語っていたが、残念ながら今回は“不出馬”という結論に至ったよう。
ちなみに、出馬を検討する過程で、テキサス州とアメリカの政治について「多くのことを学んだ」というマシューは、「私たちの政治には新しい目的が必要です。今の私たちには直す必要がある溝があります。私たちは、党派を超えた共通の価値観に光を当て始めなければなりません」と言うと、今後も自身がリーダーだと思う起業家や企業、財団を支援し続けることを約束。
「私がリーダーだと思う起業家、企業、財団は、人々が人生で成功するための道筋を作り、奉仕と信頼の構築を使命とし、繁栄を生み出す企業です。それこそがアメリカンドリームです。優れた政治家は、私たちが行くべきところへ行くための手助けをしてくれます。しかし、はっきり言って、私たちが自分で選択しない限り、彼らは私たちのために何もすることはできません」という、政治家っぽいメッセージで上の動画を締めくくっている。(フロントロウ編集部)